廃部寸前のバイク部・竜競部での活動を通して高校生の男女4人が、「大人になること」の意味を自分なりに理解していく青春バイク小説・『天竜川高校 竜競部』が、2017年11月18日より販売を開始する。
本作は主人公の今村 心と、バイク愛にあふれすぎる竜競部部長の瘧師京子、心の幼なじみである和泉英子、心と同級生でレース一家に育った斉藤隼人の4人それぞれが、部活動を中心としたさまざま体験を通して自分の将来の夢と希望に向き合い、成長していく姿を描いた青春物語となっている。
作者の郁子 匠さんは2010年に、第6回ジャイブ小説大賞入選の『レーシング少女』を発表した、自身も実際にレース活動などを経験している走って書けるレーシング作家。
今回の作品のレースシーンも、実際に二度にわたってツインリンクもてぎ7時間耐久レースに参戦した際の体験を基に書かれているんだとか。
竜競部デザインのCBR250RRもネオパーサ清水で展示
11月30日までの期間限定で、新東名高速道路のサービスエリア・ネオパーサ清水内にあるクシタニカフェにて、実際に小説内に登場するレース仕様のCBR250RRを再現したレプリカモデルを展示中。ウエアやヘルメット類も同時に展示することで、原作の雰囲気を再現している。
- 書名
- 天竜川高校 竜競部
- 発売日
- 2017年11月18日(土)
- 定価
- 694円(税抜き)
- 体裁
- 352ページ/文庫判
- 著者
- 郁子 匠
- イラスト
- 左折
- 発行
- マイクロマガジン社
- ISBN
- 978-4-89637-660-9
- WEBサイト
- http://www.ubetakumi.com