2017年7月に50周年スペシャルの最終モデルが登場し、半世紀にわたる歴史に幕を下ろしたホンダ・モンキー。なんと、そのモンキーが125ccエンジンを搭載した原付二種モデルとして再復活するかも!?
コンセプトモデルだが、かなり現実味がある!?
東京モーターショー2017に出品が発表されたものの、その外見に関しては明らかにされていなかったモンキー125。グロムベースのカスタマイズモデルが2016年のバンコクモーターショーで発表され、ちょっとした話題となっていたが、今回発表されたモンキー125はそこからさらに市販モデルに近い形へと進化。
フロントまわりやホイールサイズはグロムとほぼ同様のパッケージングとしつつも、ツインショック(グロムはモノショック)にアップタイプのマフラー、コロッとしたタンク&シートなどなど、モンキーらしさがふんだんに盛り込まれている。
ちなみに残念ながら、モンキーの象徴ともいえるハンドルの折り畳み機構は採用されていなかった。
サイズ感はかなり大きめで、しっかりした走りが楽しめそう
モンキーといえば、前後8インチホイールに折り畳み式のハンドルを採用する超コンパクトな車体がウリのレジャーバイクだった。だけど、今回披露されたモンキー125はグロムと同様の前後12インチホイールを採用。展示車両のタイヤサイズはフロント120/80-12・リヤは130/80-12(前後ともVeeRubber製)となっていて、そのサイズ感は大幅にUPしている。
それはつまり、走行安定性も向上しているということで、フロントの倒立フォークや前後ディスクブレーキなどを見ると、その走りの楽しさに大きな期待が持てる。さらに、タンクもモンキー(タンク容量4.3ℓ)というよりゴリラ(タンク容量9ℓ)並みのボリューム感だった。そのサイズ感の違いは下の比較で何となくわかるのではないだろうか。