トピックス

熱量あるブランド・ロイヤルエンフィールドの今

世界でさまざまなおもしろい企画を展開中

1901年創業の、世界最古のモーターサイクルブランドとして知られているけれど、その歴史の古さのみをフィーチャーしているわけではない。積極的に新しいモデルを発表してラインナップを拡充していたり、現在さまざまなイベントを世界中で展開しているのだ。ここではそんなイベントを紹介したい。

One Ride

世界中のロイヤルエンフィールドオーナーがともに走るイベント。2011年に初開催され、12回めとなる2023年は、9月18日に開催され、58ヵ国、420都市に2万8,000人のライダーが集まった。“One Mission・One World・One Ride”のテーマのもと、さまざまな職業、さまざまな年齢、さまざまな地域のライダーが集まる。多様な参加者を受け入れることに重点を置き、地元の生態系や地域社会が直面する問題を参加者に伝えることで、変化を体現する意欲を高めることを強く意識しているのがこのイベントの特徴だ。写真は千葉県で開催された日本地域のイベント“ロイヤルエンフィールド東日本オーナーズミーティング in Hanger eight”の模様。来年も開催されるであろうからオーナーならぜひ参加してみよう。

Custom World

ロイヤルエンフィールドは、国内だとクラシカルなバイクをラインナップしているメーカーとして知られているけれど、じつはメーカー自体がかなりカスタムに力を入れている。ホームページには、カスタムワールドというコーナーを展開していて、そこでは2023年の大阪モーターサイクルショーで披露されたアンブ・カスタムモータースの車両をじめとするカスタムバイクが紹介されているのだ。世界中が注目するカスタムの祭典“ヨコハマホットロッドカスタムショー2023”にもブースを出展し、アンブ・カスタムモータースの手がけたコンチネンタルGT 650、ローランド・サンズ・デザインのスーパーメテオ650、デウス・エクス・マキナ・ザ・ローリング・クイーンのスーパーメテオ 650などを展示した。

Moto Himalaya

先のページで橋爪ヨウコさんの体験記を紹介したけれど、同社のアドベンチャーモデルの名称にもなっているヒマラヤを回るツアー。きっとここまで標高の高い場所を走るメーカー主催のツアーはほかにはないはずだ。国内から参加した人たちからは、日本では絶対に見ることができない壮大な景観と走行フィールドを存分に楽しめたとの声が届いている。2024年も日本からのツアーが開催されることを望みたい。

ミドルクラスに魅力的なモデルをラインナップ

同一プラットフォームながら多彩な車両を展開するロイヤルエンフィールド。とくに350シリーズは国内の普通二輪免許に対応していることと、そのクラシカルなたたずまいから女性人気も高い。また411クラスは、先の橋爪さんのレポートにあったようにとてもタフ。そんなしっかりとしたキャラクターのあるミドルクラスのモデルをあらためて紹介。

CLASSIC350

ネーミングのとおり、ロイヤルエンフィールドブランドの中でもっともクラシカルなモデル。カラーリングや細かな仕様の差で、4種類をラインナップする。

シート高
805㎜
車両重量
195㎏
エンジン種類・排気量
空冷4ストローク単気筒・349㎤
最高出力
14.9kW(20.2㎰)
燃料タンク容量
13L
燃費
価格
69万4,100円~72万8,200円

METTEOR350

クルーザースタイルで、ロイヤルエンフィールドブランドの中でシート高がもっとも低くなる。こちらは3種類展開されていて、ロングライトを意識したスクリーン付きもあり。

シート高
765㎜
車両重量
191㎏
エンジン種類・排気量
空冷4ストローク単気筒・349㎤
最高出力
14.9kW(20.2㎰)
燃料タンク容量
15L
燃費
価格
71万600円~74万3,600円

HUNTER350

今回紹介する5機種のの中でアップタイプのマフラーを採用するなど、もっともスポーティなロードスタータイプ。こちらは2種類をラインナップしている。

シート高
790㎜
車両重量
181㎏
エンジン種類・排気量
空冷4ストロークOHC 2バルブ単気筒・349㎤
最高出力
14.9kW(20㎰)
燃料タンク容量
13L
燃費
価格
65万7,800円~66万4,400円

HIMALAYAN

スチールタンクに丸型ヘッドライトを採用するなど、クラシカルな雰囲気のアドベンチャーモデル。そのタフネスさは同社のツアー、モトヒマラヤで証明ずみ。

シート高
800㎜
車両重量
199㎏
エンジン種類・排気量
空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒・411㎤
最高出力
17.9kW(24.3㎰)
燃料タンク容量
15L
燃費
価格
87万4,500円~89万4,300円

SCRAM411

アドベンチャーモデルをベースにしたストリート寄りのモデルで、その位置付けは、世界的に見てもかなり珍しい。オリジナリティの高いモデルといえる。

シート高
795㎜
車両重量
194㎏
エンジン種類・排気量
空冷4ストローク OHC2バルブ単気筒・411㎤
最高出力
17.9kW(24.3㎰)
燃料タンク容量
15L
燃費
価格
83万8,200円〜85万3,600円

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CONTACT

問い合わせ先
ピーシーアイ
URL
http://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp

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