スズキのアドベンチャーツアラーのフラッグシップであるVストローム1050。2022年にはダート走破性をアップさせたVストローム1050DEが姿を現し、2023年2月28日より発売が開始されている。
Vストローム1050はフロント19インチ・リヤ17インチのキャストホイールを採用しているが、Vストローム1050DEはフロント21インチ・リヤ17インチのワイヤースポーホイールを採用。Vストローム1050はフラッグシップらしく、さまざまな電子制御システムが盛り込まれているが、Vストローム1050DEはプラスαの要素が盛り込まれている。トラクションコントロールにG(グラベル)モードが設定され、リヤブレーキのABSを任意にカットすることが可能。ダート走行を考えての装備だ。より積極的にダート走行を楽しみたいのであれば、Vストローム1050DEを選ぶことをオススメする。ちなみにフロント19インチ・リヤ17インチのワイヤースポークホイールを採用するVストローム1050XTは姿を消した。
Vストローム1050DEにはチャンピオンイエローNo.2×マットソードシルバーメタリックとブリリアントホワイト×パールビガーブルーの2色が設定され、価格は171万6,000円になる。一方、Vストローム1050にはリフレクティブブルーメタリック×マットブラックメタリックNo.2とキャンディダーリングレッド×マットブラックメタリックNo.2、グラススパークルブラック×マットブラックメタリックNo.2の3色が用意され、価格は162万8,000円になる。
V-STROM1050DE
V-STROM1050
V-STROM1050DE/V-STROM1050_主要諸元 ※〈〉はV-STROM1050
- モデル名
- V-STROM1050DE/V-STROM1050
- 型式
- 8BL-EF11M
- 全長×全幅×全高
- 2,390×960×1,505(㎜)〈2,265×940×1,470(㎜)〉
- 軸間距離
- 1,595㎜〈1,555㎜〉
- シート高
- 880㎜〈850㎜〉
- 車両重量
- 252㎏〈242㎏〉
- 燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2)
- 19.3㎞/L[クラス3・サブクラス3-2]1名乗車時
- 原動機種類
- 水冷4ストロークDOHC4バルブ
- 気筒数配列
- V型2気筒
- 総排気量
- 1,036㎤
- 最高出力
- 78kW(106ps)/8,500rpm
- 最大トルク
- 99N・m(10.1㎏f・m)/6,000rpm
- 変速機形式
- 常時噛合式6段リターン
- 燃料供給装置形式
- フューエルインジェクションシステム
- 燃料タンク容量
- 20L
- タイヤサイズ(フロント・リヤ)
- F=90/90-21M/C 54H・R=150/70R17M/C 69H
〈F=110/80R19 M/C 59V・R=150/70R17 M/C 69V〉 - 乗車定員
- 2名
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
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