フロントが二輪でありながらフロント一輪のマシンのようにリーンして曲がっていく、ヤマハ独自のLMWテクノロジーが初めて採用されたトリシティ125は、その見た目のインパクトの強さから注目を集めたモデルだ。その後、高速道路走行可能な排気量のトリシティ155が追加され、その安定感の高さからどちらも一定の支持を集めた。そのトリシティ125とトリシティ155がアップデートを受けて発売される。
どちらも平成32年排出ガス規制をクリアさせつつ、走りの楽しさと燃費性能を両立させた新『ブルー・コア』エンジンを搭載。さらには静かに、振動の少ないエンジン始動に貢献する『アウマート・モーター・ジェネレーター』、燃費にプラスに働く『ストップ&スタート・システム』が追加された。加えてよりなめらかな旋回性能を追求し『LMWアッカーマン・ジオメトリ』を導入するとともに、新フレームの採用&ロングホイールベース化によって、上質な乗り心地を獲得しているという。なお今回のモデルからトリシティ125は前後連動ブレーキ仕様のみの設定になる(トリシティ155はABS仕様のみ)。一方、スクーターに求められる要素である快適性・利便性にも手が加えられている。スマートキーの採用や着信&通知・燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリに対応。
トリシティ125は2月28日から発売され、価格は49万5,000円。カラーは3色から選択可能。トリシティ155の発売日は4月14日で、価格は56万6,500円になり、125と同じく3色用意される。細かなカラーバリエーションは下記を参照してほしい。
TRICITY125
TRICITY125_主要諸元
- モデル名
- TRICITY125
- 型式
- 8BJ-SEK1J/E34AE
- 全長×全幅×全高
- 1,995×750×1,215(mm)
- 軸間距離
- 1,410mm
- シート高
- 770mm
- 車両重量
- 168kg
- 燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2)
- 44.9km/L[クラス1]1名乗車時
- 原動機種類
- 水冷4ストロークOHC4バルブ
- 気筒数配列
- 単気筒
- 総排気量
- 124㎤
- 最高出力
- 9.0kW(12ps)/8,000rpm
- 最大トルク
- 11N・m(1.1kgf・m)/6,000rpm
- 変速機形式
- 常時噛合式6段リターン
- 燃料供給装置形式
- フューエルインジェクションシステム
- 燃料タンク容量
- 7.2L
- タイヤサイズ(フロント・リヤ)
- F=90/80-14 M/C 43P・R=130/70-13 M/C 57P
- 乗車定員
- 2名
TRICITY155
TRICITY155_主要諸元
- モデル名
- TRICITY155
- 型式
- 8BK-SG81J/G3T3E
- 全長×全幅×全高
- 1,995×750×1,215(mm)
- 軸間距離
- 1,410mm
- シート高
- 770mm
- 車両重量
- 172kg
- 燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2)
- 42.1km/L[クラス2・サブクラス2-1]1名乗車時
- 原動機種類
- 水冷4ストロークOHC4バルブ
- 気筒数配列
- 単気筒
- 総排気量
- 155㎤
- 最高出力
- 11kW(15ps)/8,000rpm
- 最大トルク
- 14N・m(1.4kgf・m)/6,500rpm
- 変速機形式
- 常時噛合式6段リターン
- 燃料供給装置形式
- フューエルインジェクションシステム
- 燃料タンク容量
- 7.2L
- タイヤサイズ(フロント・リヤ)
- F=90/80-14 M/C 43P・R=130/70-13 M/C 57P
- 乗車定員
- 2名
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
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- ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
- 電話番号
- 0120-090-819
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- https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/