ニーハンクラスで根強い人気を集めるカテゴリーがフルカウルスポーツだ。各社、定期的に新型を投入したり、バージョンアップを行なっている。ホンダは2017年から水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載するCBR250RRを送り出す。ライバルよりも高額だが、パフォーマンスの高さから人気を集めている。
登場以降、2019年モデル・2020年モデルでマイナーチェンジの手が入り、着実に進化を遂げているが、2023年モデルでもさらに手が加えられた。
外観に関しては、よりエッジを利かせよりシャープなスタイルを演出すべくレイヤー構造を採用。エンジンは細部を見直すことで最高出力を向上させつつ（41ps→42ps）、安全な走行に寄与するHondaセレクタブルトルクコントロールが標準装備になった。また平成32年（令和2年）排出ガス規制にも適合させているのもポイント。車体まわりでは従来の倒立フロントフォークからショーワ製SFF-BP倒立フロントフォークバージョンアップ！ 加えてハザードランプとエマージェンシーストップランプが追加されている。
カラーリングはパールグレアホワイト・マットバリスティックブラックメタリック・グランプリレッドの3色から選択可能。価格はパールグレアホワイトとマットバリスティックブラックメタリックが86万9,000円で、グランプリレッドが90万7,500円になる。
CBR250RR主要諸元
- モデル名
- CBR250RR
- 型式
- 8BK-MC51
- 全長×全幅×全高
- 2,065 mm×725mm×1,110mm
- 軸間距離
- 1,390mm
- シート高
- 790mm
- 車両重量
- 168kg
- 燃料消費率*1（WMTCモード値［クラス］*2）
- 27.4km/L［クラス3-2］1名乗車時
- 原動機種類
- 水冷4ストロークDOHC4バルブ
- 気筒数配列
- 並列2気筒
- 総排気量
- 249㎤
- 最高出力
- 731kW（42ps）／13,500rpm
- 最大トルク
- 25N・m（2.5kgf・m）／10,750rpm
- 変速機形式
- 常時噛合式6段リターン
- 燃料供給装置形式
- 電子式・電子制御燃料噴射装置（PGM-FI）
- 燃料タンク容量
- 14L
- タイヤサイズ（フロント・リヤ）
- 110/70R17M/C 54H・140/70R17M/C 66H
- 乗車定員
- 2名
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境（気象、渋滞など）や運転方法、車両状態（装備、仕様）や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
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