スズキは12月21日、国土交通省に対してリコールの届け出を行なった。
対象となるのはジクサーSF250で、不具合が発生した部位は電気装置(イグニッションスイッチ)となる。
届け出によると、イグニッションスイッチにおいて、配線の固定位置が不適切なため、ハンドル最大操作時に強く屈曲する箇所がある。そのため、そのまま使用を続けると、屈曲の繰り返しにより当該配線が断線し、最悪の場合、エンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがある。
対策として全車両、イグニッションスイッチの配線を対策品と交換し、配線の固定位置を変更して、結束バンドで右ハンドルスイッチの配線に固定する。
不具合は市場からの情報で発見され、不具合の発生件数は58件となる。不具合を起因とする事故は報告されていない。
対象となる車両の通称名、型式、車台番号、製作期間、台数は以下のとおりだ。なお、リコール対象車の車台番号の範囲には対象とならない車両も含まれる場合があるので、詳しくは最寄りのスズキ販売店に問い合わせいただくか、下記ススギウェブサイトで対象車両検索を行なっていただきたい。
対象車両情報
- 車名
- スズキ
- 型式
- 2BK-ED22B
- 通称名
- ジクサー
- リコール対象車の車台番号の範囲
- ED22B-102312〜ED22B-108217
- リコール対象車の製作期間
- 令和3年1月13日〜令和4年9月6日
- リコール対象車の台数
- 3,632台
- 備考
- 商品名「ジクサーSF250」
国土交通省『リコールの届出について(スズキ ジクサー)』(令和4年12月21日)スズキ『リコール・改善対策・サービスキャンペーン 対象車両検索 【二輪車・四輪車】』スズキ『ジクサーSF250のリコールについて』
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