スペック、デザイン文句なし
Googleが出資する中国の「Mobvoi社」が世界40カ国以上で展開するブランド、TIcWatch(ティックウォッチ)。中でも最高峰モデルTicWatch Pro3 Ultra GPSをお借りしたのでご紹介!
Wear OS by Google対応のスマートウォッチも多くラインナップしており、グッドデザイン賞を受賞するなど評価がかなり高いスマートウォッチ。
デザインは高級感と重厚さにあふれベゼルとボタンにはステンレススチールを採用。
ディスプレイは2.0 Technology 2層ディスプレイ技術を採用し、操作等で使うメインの有機ELディスプレイは鮮やかで非常に見やすく、サブのFSTN液晶状態では時間の確認など腕時計として十分な機能を持ち、省電力を実現。Wear OSを搭載していながら最大72時間のスマートモード、45日間のエッセンシャルモード(省電力モード)により長時間の使用が可能となっている。
またサブのFSTN液晶状態では、バックライトカラーをカスタムでき屋外や暗所などでも画面が見やすくすることも可能だ。
本体のガラス部分は指紋防止加工を施したゴリラガラスを採用しているので、超絶タフなボディに仕上げられ、さらにIP68の防水防塵なので、雨に打たれるレベルではなんともなく、プールも泳げるほどだという。
スマートウォッチとしての機能面では、Googleアシスタントを内蔵し、AppleのWatchOSでも、中華系メーカーの独自OSでもなく、Googleが開発したWear OSを使いたいというユーザーに適している点。
対応アプリ数の多さが特にポイントで、GoogleアシスタントでGoogle Fit、YouTube Music、GoogleマップといったGoogleサービスが全て利用可能。
デバイスとBluetoothで接続しておけば、音楽の再生停止やマップ機能などが使え、一般的にハイエンドスマートウォッチに採用されているBluetooth通話も搭載。
スピーカーとマイクは本体のサイドに内蔵しているので、スマホを取り出すことなくランニング中や、運転時など安全に音声通話が可能だ。
またLINEなど様々なSNSのメッセージなどもチェックでき、AndroidのデバイスであればLINEメッセージの返信も可能。なおiPhoneはメッセージ返信機能は非対応となっているのでご注意を。
筆者自身はスマートウォッチというものを使用した経験がほぼ無い。なので使用するにあたり、特にこれといって不便さは感じなかった。逆にスマートウォッチを使用していないと、管理が難しいと感じたのが睡眠の質や心拍数などを常時記録するということ。
これに関しては同機に20以上の最新スポーツモードや睡眠トラッキングなどのリアルタイムで運動データと健康データを記録する機能が備わっているため、ここ数年運動とは縁がなかったのだが思わずウォーキングに出かけてみたり、就寝時に腕に装着したまま寝てみたりと、色々試してみると自身の身体の状態が常に把握でき健康に気を遣うようになりそうだ。
Appleウォッチと並ぶスペックで価格は3万円台とかなりお手頃。Android推奨だがiPhoneユーザーでも使えるという点では、こだわりがなければ万人にオススメできるスマートウォッチに仕上がっていると感じた。
ここまでは普段使いレベルのレビューとなっているが、次回第二弾ではバイクで出かける際に使うとどれくらい便利なのかを軽く検証した記事を公開予定。
気になる人はぜひともチェックしてみてほしい。
製品情報
- 製品名
- TicWatch Pro 3 Ultra GPS
- 価格
-
3万5,999円
※販売価格は各プラットフォームや店舗での割引によって変動する場合あり - サイズ
- 47×48×12.3㎜
バンド幅22㎜ - 重量
- 41g
- カラー
- シャドウブラック
- 素材
-
ケース:ステンレススチール + 強硬度ファイバーグラスナイロン
ガラス:指紋防止加工ゴリラガラス
バンド:フッ素ゴム(脱着可能)操作システム
- バッテリー容量
- 577mAh
- 防水・耐久性
- IP68/MIL-STD-810G