ドイツで7月に開幕したFIM フラットトラック世界選手権の、第3戦がチェコにて開催。ダートトラックライダーの大森雅俊選手が参戦し、その出場レポートが届いたので全貌をお届けしていく。
見事な立ち上がりで4位フィニッシュ
レース情報・結果
- 大会名
- 2022 FIM Flat track world championship
- 日時
- 9月24日
- 場所
- チェコ
- 天気
- 18度 晴れ
- コース
- Pardubice 391m オーバルコース
- チーム
- Team Farst arrow`s × Technix
- マシン
- KX450 (2021)
- 結果
- 4位
本文:ダートトラックライダー #70 大森雅俊選手
今回のチェコのコースは、2020 年に初めてフラットトラック世界選手権に参戦した際に走行した経験があるコースでした。
コースの特徴としては、非常に土の粒が大きくパワーを取られる様なコースで如何にスタートや、立ち上がりにスピードを乗せて走る事ができるかが重要なポイントとなります。
また、散水後にすぐに走ると言う事もあり、濡れた路面でも上手くコントロールできるように走る事を心がけました。
練習走行5分間を2本走り、13 時からヒートレースがスタートしました。
結果は
1ヒート目 2位
2ヒート目 4位
3ヒート目 1位
4ヒート目 4位
1ヒート目の走行後、もう少しマシンに伸びが欲しいと感じスプロケットのサイズを変更しましたが、立ち上がりのスピードが乗せられなくなってしまい、結果コーナリングスピードが落ちる形となってしまいました。
ヒートレース(予選)の結果は総合11番手となってしまいました。
10番手までが決勝へ進みます。11位~20位が敗者復活レースへ進み上位2位が決勝へ進む事ができます。
その敗者復活レースで1位通過し決勝へ進む事ができました。
決勝レースは2列目の内側3番目からのスタート。
スタート直後の1コーナーで転倒したライダーがおり、そのライダーを避けた所、最下位で立ち上がることとなりました。
決勝レースは予選の時と違い、自分の走れるラインがよく見え積極的にプッシュする事ができました。
1周目が11番手
2周目で9番手
3周目で7番手
4周目で6番手
8周目で5番手
9周目で4番手
最後は3番手にタイヤ1個分ほど届かず表彰台を逃す形となってしまいました。
非常に悔しいですが、この悔しさを糧に次戦のハンガリーに向けて準備を行っていきたいと思います。
また、決勝レースのようなプッシュができるレースをヒートレースからしっかり出来る様、気を引き締めていきます。
現在、ランキングは4位となっています。これ以上落とさないよう、残り2戦を戦い抜きます。
ダートトラックライダー #70 大森雅俊
<参戦スケジュール>
第4戦 10月1日 ハンガリー
第5戦 10月8日 イタリア