どちらかというと小さい部類の155cmライダーの足つきチェック。低身長ゆえにバイク選びにお悩みのライダーには、ぜひともバイク選びの参考にしてもらえたらうれしい。
ライダースペック紹介
身長:155cm/体重:46kg
小さいくせにシート高が高いバイクに乗りたがるバイク歴5年ライダー。以前はスーパースポーツを乗り回し、近頃はモタードに夢中。だがカフェレーサーやネオクラシック、スクランブラー系など気になるバイクが増え着実に大人の階段を上りつつある(?)
BENELLE 125S
足つき
シート高は810㎜とやや高めな印象だが、両足の母指球まで接地。
タンクやシート下のカウル、シート本体の最前部が細く絞られているので、足がまっ直ぐ下におろすことが可能。
足つきの悪さはあまり感じず、ステップもやや後退したスポーティなポジションで、フクラハギへの干渉もない。
150㎏を切る車重は多少の足つきの悪さをカバーし、取り回しなどでも軽々と押し引きできるのでストレスフリー。
またハンドル幅は狭めで、距離も程よいため操作性も抜群だ。
ライディングインプレ
イタリアで1911年に創業した老舗バイクメーカーのベネリ。一度は衰退したが復活し、日本国内ではプロトが輸入および販売を手がけており、今回のインプレで登場したスポーツネイキッドモデルやアドベンチャーモデルなどもラインナップ。
125㏄の水冷単気筒でいわゆるフルサイズの大きな車体が特徴。
タンクが細くてニーグリップしやすく、かなりスポーティなバックステップはスポーツライディングをしっかり楽しむことができ、かといってきゅう屈であったり、疲労感を感じやすいポジョンでもないのはうれしいポイント。とくに小柄なライダーにとってはほどよいサイズ感で、下道で長距離を走るという場合でも楽しめるのではないだろうか。
トルク感は低回転域ではやや薄く、回転数を上げていくとよく回るエンジンという印象。
加速力は125㏄にしては文句なしで、キビキビとしたレスポンスのいい走りができるからストレスフリー。峠道などでも低いギヤで回転数を高いまま維持して、ガンガン攻めても楽しいはず。またハンドリングはとても軽やかで、狭めなハンドル幅は操作性が抜群にいいので、タイトなコーナーであってもクイックに走れる。
- 全長×全幅×全高
- 2,030×780×1,070(㎜)
- 軸間距離
- 1,345㎜
- シート高
- 810㎜
- 車両重量
- 147kg
- エンジン型式・排気量
- 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒・125㎤
- 最高出力
- 9.4kW(12.8ps)/9,500pm
- 最大トルク
- 10N・m(1.0kgf・m)/8,500pm
- 燃料タンク容量/燃費
- 10ℓ/45.5㎞/ℓ
- タイヤサイズ
- F=100/80-17・R=130/70-17
- 価格/カラー
- 39万4,900円 ※特別色(グリーン)は40万400円 レッド・ホワイト・ブラック・グリーン(特別色)
CONTACT
- 問い合わせ先
- プロト二輪車課
- 電話番号
- 0566-36-0557
- URL
- https://japan.benelli.com