トライアンフモーターサイクルズ・トライデントにリコールの届け出。サイドスタンド使用時に車両が転倒するおそれあり

トライアンフモーターサイクルズジャパンは4月27日、国土交通省にリコールを届け出た。

 

対象車両はトライアンフのトライデントで、不具合が発生したのはサイドスタンド。

 

 

基準不適合状態にあると認める構造、装置または性能の状況、及びその原因として挙げられているのは、サイドスタンドの材質管理が不適切なため本体の強度が不足していること。そのため使用過程で本体が湾曲し、サイドスタンド使用中にオートバイが転倒するおそれがあるとしている。

 

改善措置として全車両、サイドスタンドを正規品に交換する。

 

不具合は市場からの情報で発見され、不具合の発見件数は25件。不具合を起因とする事故は報告されていない。

 

リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲、および製作時期は以下のとおり。なお、リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合があるので、詳しくはトライアンフモーターサイクルズジャパンかトライアンフ正規店に確認いただきたい。

対象車両情報

車名

トライアンフ

型式

2BL-LUJ660

通称名

トライデント

リコール対象車の車台番号の範囲

SMTLGL10U3M AF8716〜SMTLGL10U3NAT3612

リコール対象車の製作期間

令和3年2月7日〜令和3年5月12日

リコール対象車の台数

236台

国土交通省『リコールの届出について（トライアンフ　トライデント）』(令和4年4月27日)