ホンダ・Dio110にリコールの届け出。O2センサが断線した際にエンジン警告灯が点灯しないおそれあり

ホンダのベトナム現地法人であるHonda Vietnam Co., Ltd.は2月10日、国土交通省に対しでリコールの届け出を行なった。

 

対象となる車種はDio110で、不具合が発生した部位は原動機（エンジン制御コンピュータ）となる。

 

不具合は原動機のエンジン制御コンピュータにおいて、コンデンサの選定が不適切なため、ノイズ耐力が不足しているものがある。そのため、Ｏ２センサが断線した際にエンジン警告灯が点灯しないおそれがある。

 

対策として全車両、エンジン制御コンピュータを対策品に交換する。

 

不具合は関連会社からの情報で発見され、不具合の発見件数は0件。不具合を起因とする事故は報告されていない。

 

対象となる車両の通称名、型式、車台番号、製作期間、台数は以下のとおり。使用者にはダイレクトメールなどで告知されるが、当該車両のオーナーは車台番号を確認の上、早急に最寄りのホンダ正規販売店に相談いただきたい。

対象車両情報

車名

ホンダ

型式

2BJ-JK03

通称名

Dio110

リコール対象車の車台番号の範囲

JK03-1000009〜JK03-1002162、JK03-1100007〜JK03-1102466

リコール対象車の製作期間

令和2年11月27日〜令和3年10月4日、令和2年11月27日〜令和3年10月5日

リコール対象車の台数

2,058台、2,357台　合計4,415台

国土交通省『リコールの届出について（ホンダ　Dio110）』(令和4年2月10日)ホンダ ２輪 リコール・改善対策・サービスキャンペーン検索ホンダ リコール・改善対策一覧