2022年1月1日〜3日は高速道路の休日割引はなし。渋滞緩和が目的

 

国土交通省は12月10日、休日割引の年末年始期間の適用について高速道路会社に検討を依頼した結果を踏まえ、令和4年1月1日から1月3日は適用しないことを決定した。

 

高速道路の休日割引については、社会資本整備審議会 道路分科会 国土幹線道路部会 中間答申（令和3年8月4日付け）（以下「中間答申」という。）において、繁忙期を中心に激しい渋滞が発生している状況や、観光需要を平準化する取組も進められている状況などを踏まえ、繁忙期などの交通の集中が見込まれる時期等においては、渋滞の激化を避けるため、休日割引を適用しないことについて検討する必要があるとされたとのこと。

 

その中間答申に基づき、繁忙期などの交通の分散および観光需要の平準化の観点から、休日割引を適用しないことが決定されたと国土交通省は説明している。

 

この決定により東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、本州四国連絡高速道路、宮城県道路の管轄区内において、2022年1月1日〜1月3日は休日割引が適用されなくなる。

なお、その他の割引については変更はない。

国土交通省『令和３年度における年末年始の休日割引適用除外について』(令和3年12月10日)NEXCO中日本『2022年1月1日〜1月3日は休日割引が適用されません』(2021年12月10日)