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ホンダ・X-ADVとNC750Xにリコールの届け出。最悪時は発進時にエンストするおそれあり

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ニュース, リコール／改善対策

2021年11月30日

ホンダは11月18日、国土交通省にリコールの届け出を行なった。

対象となる車種はX-ADVとNC750Xで、不具合が発生した部位は原動機（エンジン制御コンピュータ）となる。

不具合は６速ＤＣＴ型自動変速機を搭載した車両において、エンジン制御コンピュータの燃料噴射制御プログラムが不適切なため、スロットルを素早く僅かに開けると、インジェクタによる燃料噴射量を正しく制御できないことがある。また、自動変速機制御コンピュータの発進時クラッチ油圧制御プログラムが不適切なため、発進時のクラッチ油圧が高いものがある。そのため、燃焼に必要な燃料噴射量が不足した際に負荷トルクが高くなり、最悪の場合、発進時にエンストするおそれがある。

対策として当該車両は全車両、エンジン制御コンピュータ及び自動変速機制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。

不具合は市場からの情報で発見され、不具合の発見件数は9件。不具合を起因とする事故は報告されていない。

対象となる車両の通称名、型式、車台番号、製作期間、台数は以下のとおり。使用者にはダイレクトメールなどで告知されるが、当該車両のオーナーは車台番号を確認の上、早急に最寄りのホンダ正規販売店に相談いただきたい。