11月10日、ピアッジオグループはライダーの安全性向上に向けて、スウェーデンのメーカーで車両安全システム世界最大手のオートリブとバイク用エアバッグを共同開発すると発表した。
エアバッグの開発を通じて、ライダーにさらにすぐれた保護機能を提供し、走る喜びを届けることを目的として、両社は共同開発契約を締結。エアバッグは車両のフレームに取り付けられ、1/1000秒以内に作動するモノとのこと。
都市化や都市の高密度化が進み、さらにバイクの実用性と使い勝手のよさから、バイクの人気は高まり続けている。現在、スクーターなどのバイクにはABS(アンチロック・ブレーキ・システム)やASR(駆動輪空転防止装置)などの高度な安全システムが装備されているが、エアバッグの装着は、安全への取り組みのさらなる発展につながるだろうとピアッジオでは評価している。
オートリブは高度なシミュレーションツールを用いて初期コンセプトを開発し、本格的な衝突試験を実施したところだ。今後、オートリブはピアッジオグループと共同で製品の開発を進めるとともに、コンセプトを商品化していく予定とのこと。
近い将来にはピアッジオグループ製スクーターにエアバッグが標準装備される日が来るかもしれない。今後の動向にも注目したいところだ。
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