ヤマハは2021年10月12日、国土交通省に対してリコールの届け出を行なった。
対象となるモデルはBOLT-R(A)およびBOLT(A)で、不具合が発生したのは原動機(クランクケース)。
原動機のクランクケースにおいて、鋳造作業が不適切なため、エンジンオイルの通路とつながる鋳巣穴が生じているものがある。そのため、運転時に当該鋳巣穴からエンジンオイルが漏れるおそれがある。
改善として全車両、クランクケースを点検し、エンジンオイルの漏れが認められる場合はエンジン本体を良品と交換する。
不具合は市場からの情報で発見され、不具合の件数は10月12日現在で9件。不具合に起因する事故は報告されていない。
対象となる車両の通称名、型式、車台番号、製作期間、台数は以下のとおり。使用者にはダイレクトメールなどで告知されるが、当該車両のオーナーは車台番号を確認の上、早急に最寄りのヤマハ正規販売店に相談いただきたい。
対象車両情報
- 車名
- ヤマハ
- 型式
- 2BL-VN09J
- 通称名
- 「XVS950CU BOLT-R(A)」「XVS950CU BOLT(A)」
- リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲
- VN09J-001604〜VN09J-001936
- リコール対象車の製作期間
- 令和2年10月22日〜令和3年6月30日
- リコール対象車の台数
- 324台
国土交通省『リコールの届出について(ヤマハ XVS950CU BOLT-R(A))』(令和3年10月12日)ヤマハ『XVS950に関するリコールについて』ヤマハ「バイク・スクーターリコール等情報検索」
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