ホンダは9月2日、国土交通省にリコールの届け出を行なった。
対象となるのはCBR400Rと400Xで、いずれも不具合が発生した部位は制動装置(ABSモジュレータ)となる。
ABS(アンチロックブレーキシステム)モジュレータにおいて、グリス塗布設備の管理が不適切なため、リザーバピストンのOリングへ過剰なグリス量が塗布されたものがある。そのため、ブレーキ操作の繰り返しによりアウトバルブへ移動したグリスに異物が付着し、逆止弁へ噛み込むと、制動停止距離が伸びるおそれがある。
対策として全車両、ABSモジュレータを良品と交換する。
不具合は海外市場社からの情報により発見され、不具合の報告件数は0件。不具合を起因とする事故は発生していない。
対象となる車両の通称名、型式、車台番号、製作期間、台数は以下のとおり。使用者にはダイレクトメールなどで告知されるが、当該車両のオーナーは車台番号を確認の上、早急に最寄りのホンダ正規販売店に相談いただきたい。
対象となるCBR400R/400X
- 型式
- 2BL-NC56
- 車台番号
- NC56-1000505〜NC56-1001904
- 製作期間
- 令和元年6月13日〜令和元年12月10日
- リコール対象車両台数
- 1,400台
国土交通省『リコールの届出について(ホンダ CBR400R 他)』(令和3年9月2日)ホンダ 2輪 リコール・改善対策・サービスキャンペーン検索ホンダ リコール・改善対策一覧
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