頑固なバイクの汚れを落としてみた
通勤用に中古で購入したカワサキのDトラッカー125。走行距離は5,000㎞ほどの車体なのだが、経年劣化などでいろいろと汚れが目立つ。
普段から洗車はこまめにしているほうだが、長年放置されていた汚れは頑固で普通に磨いただけだと落ちにくいものもある。
今回はバイクのテールカウルに染みついている黒ずんだ汚れを落としてみた。
・水拭き
とりあえず水ぶきは必須！ 水なし洗車用の洗剤や、ふくだけシートなどを使う場合でもまずは水ぶきを欠かさず行なうことが大事だ。土やホコリなどが付着している場合そのまま擦ってしまうとキズがつく原因にもなり、余計に汚れを悪化させてしまうことがある。
・メタルコンパウンド
通常傷消しに用いられるメタルコンパウンドは、研磨剤のことでメタルと名前に入っているくらいなので、金属にしか使えないのでは？と思っていたがじつはカウル汚れにも使えたりする。
メタルコンパウンドを乾いたタオルに少量付け、汚れのひどい部分に乗せていく。薄く伸ばしながら擦っていくとみるみるうちに汚れは落ちていき、磨いていない部分と比較すると一目瞭然だ。
・歯ブラシを使ってみる
テールカウルの角のような細かい部分は歯ブラシを使うのもオススメ！
まるで歯磨きをするかのごとく、歯ブラシに少量のメタルコンパウンドを乗せ、同様に汚れている部分を擦っていく。細部はこちらの方が汚れがしっかり落ちた印象だ。
あれだけ黒ずんでいた白いカウルが新品同様にキレイになった。仕上げにコーティング剤などを散布しふき上げることでツヤも元どおり、汚れも付着しづらくなるのでこちらもなるべく忘れずに行なおう。
今回は素早く汚れを落とす方法としてメタルコンパウンドを使用したが、使用する前に一度、目立たない箇所に薄く塗って塗装面などに変化がないかなどもチェックする必要がある。今回は白い外装だったため、気にせず使用することができたが塗装されているカウルなどでは色が薄れてしまったり、やりすぎれば塗面すべてをけずり取ってしまう場合もあるため注意だ。
どうしても落としたい汚れなどに使うのはオススメなので、お困りの方は一度お試しあれ！
