スズキ・バーグマンにリコールの届け出。スピードメータの速度計と走行距離計が作動しなくなる恐れあり

 

4月27日、スズキは国土交通省にリコールの届け出を行なった。対象となるのはバーグマン(型式：2BK-CH41A)。不具合が発生した部位は速度計（スピードメータ）となる。

 

スピードメータにおいて、車輪速センサ用電源回路の抵抗器の耐食性が不十分なため、当該抵抗器が腐食し導通不良となり車輪速センサに電源が供給されなくなることがある。そのため、車輪速センサが機能せず、スピードメータの速度計と走行距離計が作動しなくなるおそれがあるとのことだ。対策として全車両、スピードメータを対策品と交換する。

 

不具合は市場からの情報で発見され、不具合の発生件数は1件となる。不具合を起因とする事故は発生していない。

 

対象となる車両の車台番号、及び製作期間、台数は以下のとおり。

• 車台番号：CH41A-706512〜CH41A-708281
• 製作期間：平成30年6月21日〜令和2年11月3日
• リコール対象車両台数：1,770台

 

リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があるので、詳しくは最寄りのスズキ販売店に問い合わせいただくか、下記ススギウェブサイトで対象車両検索を行なっていただきたい。

スズキ『リコール・改善対策・サービスキャンペーン 対象車両検索　【二輪車・四輪車】』

国土交通省『リコールの届出について（スズキ　バーグマン）』(令和3年4月27日)