ホンダは4月8日、国土交通省にリコールの届け出を行なったと発表した。
対象となるのはCBR1000RR-Rで、不具合が発生した部位は緩衝装置(クッションコネクティングプレート)。
緩衝装置において、リヤクッションアームとスイングアームを連結するクッションコネクティングプレートの組付け作業指示が不適切なため、当該プレートの表裏を逆向きに組付けたものがある。そのため、凹凸路面等を繰り返し走行するとプレートが折損し、最悪の場合、走行安定性が損なわれるおそれがあるとのこと。
対策として全車両、クッションコネクティングプレートの組付け状態を点検し、該当するものはクッションコネクティングプレートとダストシールを新品と交換する。
不具合は市場からの情報により発見され、不具合の報告件数は2件。不具合を起因とする事故は発生していない。
対象となる車台番号はSC82-1000009~SC82-1000447で、該当する車両が製作された期間は令和2年3月31日〜令和2年7月23日。対象台数は439台となる。
使用者にはダイレクトメールなどで告知されるが、当該車両のオーナーは車台番号を確認の上、早急に最寄りのホンダ正規販売店に相談いただきたい。
国土交通省「リコールの届出について(ホンダ CBR1000RR-R)」(令和3年4月8日)
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