ホンダは4月1日、国土交通省にリコールの届け出を行なったと発表した。
対象となるのはCBR600RR(型式:2BL-PC40)で、不具合が発生した部位は前照灯(ヘッドライトリレーカバー)。
走行用前照灯において、ヘッドライトリレーに取付けているカバーの防水構造が不適切なため、雨天時の走行などにより、リレー端子部に水が浸入することがある。そのため、ヘッドライトドライバが走行用前照灯に切り替えられたと誤検知し、走行用前照灯が点灯した際に、表示灯が点灯しないおそれがあるとのことだ。
対策として全車両、ヘッドライトリレーカバーを対策品と交換する。
不具合は市場からの情報により発見され、不具合の報告件数は1件。不具合を起因とする事故は発生していない。
対象となる車台番号はPC40-1700028~PC40-1700764で、該当する車両が製作された期間は令和2年8月27日〜令和3年1月7日。対象台数は734台となる。
使用者にはダイレクトメールなどで告知されるが、当該車両のオーナーは車台番号を確認の上、早急に最寄りのホンダ正規販売店に相談いただきたい。
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