鈴鹿8耐の延期に加えて全日本ロードレースもスケジュール変更
毎年、バイク界の真夏の祭典として親しまれてきた鈴鹿8時間耐久ロードレース選手権(以下、鈴鹿8耐)。2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から夏から秋に延期となり、さらに中止となってしまったが、2021年は7月15日(木)~18日(日)に「2021 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会」として開催予定だった。
しかし、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、国内外での新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況や、出入国規制をはじめとする各地域での防止対策を踏まえ、開催日時を11月5日(金)~7日(日)に延期すると発表した。
このスケジュール変更に伴い、当初は11月6日(土)・7日(日)に予定されていた「2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦 第53回MFJグランプリ スーパーバイクレースin鈴鹿」が7月17日(土)・18日(日)に変更となり、シリーズ最終戦から第5戦となって「2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 第53回MFJグランプリ スーパーバイクレースin鈴鹿」としての開催となる。
なお、8月19日(木)~22(日)に開催予定だった「2021 第49回サマーエンデュランス BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース」は開催中止を決定したとも発表されている。
政府による緊急事態宣言は近日中に解除される見通しだが、新型コロナウイルス感染症が完全に払拭されたわけではないし、鈴鹿8耐以外のレースにも影響を与える可能性は高い。レースやイベントに関しては最新情報をチェックしていただきたい。