アフターサービスやサポートなど手厚いフォローの拠点としても機能する予定
創業は1901年と、120年に及ぶ歴史を刻み、世界最古のモーターサイクルブランドとして知られるロイヤルエンフィールド。もともとはイギリスを起源とするブランドだが、1955年にインドのマドラスに製造工場を設立して以降はインドから世界中に展開。現在はインドのアイシャー・モーターズの一部門としてバイクの製造・販売を行なっている。
そのロイヤルエンフィールドは日本国内ではピーシーアイが正規輸入総代理店として5車種を展開しているが、よりロイヤルエンフィールドの世界観をアピールする日本初のブランドショールーム「Royal Enfield Tokyo Show Room」を東京都杉並区にオープンすることを発表。
店内はバイク愛好者のリビングのような雰囲気で、ロイヤルエンフィールドのモデルはもちろん各種アパレルやギア類、アクセサリーも展示。くつろげるスペースも用意され、ロイヤルエンフィールド愛好者同士の交流の場として活用できるよう設計されているのが特徴だ。
ただし一般公開は現在未定。新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえて決定するとのことなので、しばらくの間は一般公開をお待ちいただきたい。
今回のブランドショールームオープンに合わせて、以下のコメントも寄せられているので紹介しよう。
ロイヤルエンフィールドCEO ビノッド・ダサリ氏コメント
「購入しやすく、メンテナンスしやすいモーターサイクルを求める時代において、ロイヤルエンフィールドは、時代を超えた魅力を持ちながらも、威圧的ではないモダンクラシックなモーターサイクルを提供してきました。私たちは、モーターサイクルのピュアな魅力・楽しみを再発見するために、伝統的な職人技能と現代技術を駆使しています。全ての中心には、根幹となるオーセンティックでリアルな人生経験があるのです。そういった理念のもと、私たちは世界最大のオートバイ市場の1つであるインドで、ミドルクラスのオートバイ業界を開拓・牽引するだけでなく、その拡大に貢献してきました。日本市場においても同様の機会があると考えています。日本では本物のアドベンチャーや体験を求める人が数多くおりますが、彼らは未知の探検という生涯の目的をアクティブに”キックスタート”でき、同時に実用的で普段のライディングにも使えるようなモーターサイクルを求めています。日本ではモーターサイクルのエコシステムが進化しており、ライディング文化も成熟しています。モーターサイクルだけではなく、アパレルやアクセサリーといった全方位のラインナップを提供することで、日本のモーターサイクル愛好者のご要望に応えていきます。」
ロイヤルエンフィールド アジア太平洋地域責任者 ビマル・サムブリー氏コメント
「世界のオートバイ・ミドルクラス市場において重要なプレーヤーであるロイヤルエンフィールドは、ライディングを最大限楽しめ、感性に訴えかけるような魅力を持つモーターサイクルを提供することで、ミドルクラス市場の拡大に貢献してきました。この度、世界中のモーターサイクル愛好者にとって重要な地域の一つである日本へ公式に参入することができ、大変うれしく思います。日本の正規輸入総代理店であるピーシーアイ株式会社とともに、日本でより大きく、活気あふれるモーターサイクルのコミュニティを構築していきます」