どちらかというと小さい部類の155cm(といいつつじつは154.3cm)ライダーによるインプレッション。小難しいことは書けないけれど、少しでも参考にしてもらえたらうれしい。
ライダースペック
身長:155cm(自称)/体重:46kg
小さいくせにシート高が高いバイクに乗りたがる、もうすぐバイク歴4年ライダー。普段はスーパースポーツに乗っているのでオフロードバイクや、レトロスタイルのバイクにはめっぽううといが、がんばってインプレッションしていきます。
安定感と軽快さを兼ね備えた250ADV
2020年4月に発売された390 ADVENTUREの車体構成とほぼ同様の250 ADVENTURE。乾燥重量は159㎏と軽量だが、車格は大型アドベンチャーモデルに引けを取らないボリュームのあるサイズ感でタンク容量は14.5ℓ。満タンでデータからは400kmを超える航続可能距離が期待できる。
街乗りではボリュームのある車格とは裏腹に軽快でキビキビとした走りを得意としており、車線変更時に少し加速したいときなどでもスロットルをひねればもたつくこともなく加速。狭い場所でのUターンやコーナリング時の安定感も良好で、首都高速のようなタイトなカーブが多い場所でも安定した走りができると感じた。
また390 ADVENTUREに乗った際も感じたのだが、単気筒独特のドコドコした振動や低回転状態でもギクシャク感があまりない。クラッチやスロットルは非常に軽く、渋滞時の疲労感はそこまで感じないのではないだろうか。
250 ADVENTUREにはABSが2モード用意されていて、街乗りやワインディングでは前後輪で機能するROADモードで安心感が高められる。もう一つのOFFROADモードはリヤがカットされフロントのみとなり、オフロードでの走りをより楽しめるモードとなる。こういった細やかな気づかいによって、ビッグオフはまだ敷居が高い!というビギナーにもオススメだ。
足つき性
390 ADVENTUREと同様のシート高855mmで横に並ぶとシートは腰辺りまであり、一度体験しているとは言っても身構えてしまうシートの高さ。片足ツマ先、もう一方の足が地面から20cmほど浮いていても車重の軽さのおかげでムリなく車体を支えることが可能。
シートは若干幅広だが、足の入れ替えにはさほど影響がなくバランスもとりやすいので慣れてしまえば簡単。また、またがった状態でのスタンドの出し入れはできず、スタンドは払った状態で乗車することができれば何も問題なし!
インプレ動画はこちら!
KTM 250 ADVENTUREのスペック
- 全長×全幅×全高
- -×-×-(mm)
- 軸間距離
- 1,430mm
- シート高
- 855mm
- 車両重量
- 159kg(燃料除く)
- エンジン型式・排気量
- 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・248.8cm3
- 最高出力
- 22kW(30ps)/9,000rpm
- 最大トルク
- 24N・m(2.4kgf・m)/7,250rpm
- 燃料タンク容量
- 約14.5ℓ
- 燃費
- -km/ℓ
- タイヤサイズ
- F=100/90-19・R=130/80-17
- 価格
- 67万9,000円(税込)
390ADVENTUREのインプレはこちらから
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