簡単でコスパ重視の足つき対策!1度試してみる価値はアリ!
バイクに乗る低身長の女性には絶対的ついてくるお悩みといえば足つき。以前アップした記事内ではライディングシューズに重点を置いてご紹介したのだが、今回は意外と知らない(かも?)足つき対策をご紹介!
インソール
意外とバカにできないインソール。カカトのみのインソールではなく足裏全体をカバーするタイプのものがおススメ!シューズのサイズをいつもより1cm大きいものを選んでインソールを1~2枚入れるとサイズ感がちょうどよくなり、使用するインソールによっては2cmほど身長アップが狙えるはずだ。
使用しているうちにへたってくるが、1つ1,000円ほどあれば購入できるのでコスパは最強といってもいいだろう。
シートの加工
シートの高さで足つきが悪くなることはもちろん、シートの幅、形状によって足が真下におろせず足つきが悪いと感じることもある。その場合、シートの表皮の下にあるウレタンを削る“あんこ抜き”が低コストでできておすすめ。厚みのあるシートであれば着座面を削っていくことで実際にシート高が下がり足つき改善が可能!シート高を変えたくない!という場合であればシートの角を落とし、幅を細くすればより足が真下に降りるようになり、地面を足裏でしっかり捉えることが可能。
ただし、ウレタンが薄くなるのでクッション性が変わって、オシリが痛くなりやすくなることもあるなど、車種によってシートの厚みや形状が異なるのでモノに合った加工が必要となる。そんな時は、ウレタン自体を開発しているシート専門のショップに相談してみるといいだろう。また足つき改善とは異なるが、純正シートのグリップ力が高くてお尻をズラしての足の入れ替えがしづらいと感じる人はシートの表皮を滑りやすいものへ張り替えるのもおすすめ!お手頃価格でタッカーなども購入できるのでDIYで費用を抑えることも可能。ステッチの色などの変更もできたりと見た目の満足度も高いぞ!
サスペンションのプリロード調整
バイクにはサスペンションというものが存在しているのはご存じかと思うが、これを自身に適正な調整を施すなどをすると格段に足つきが向上する場合があるのだ。
国産メーカー、海外メーカーでの多少の違いはあるのだがサスペンションというのは通常体重65キロ~80㎏の体重の人が乗った際にサスペンションが適正な動きをするような想定をして初期設定が施されている。そのため体重が軽い人には初期のサスペンションの設定では硬すぎるため路面のギャップで衝撃が大きかったりすることはないだろうか?
そこでサスペンションのプリロード調整というのが必須になってくる。プリロード調整というのはスプリングの縮み具合を変更することを指し、体重の軽い人であればスプリングの縮み具合を弱める方向に調整。すると体重が軽い人が乗ってもサスペンションがより動くようになって、乗り心地は柔らかく感じると同時に、シートへ腰を据えた際に沈み込むようになるため足つきが圧倒的に良くなる場合があるのだ。
またリアサスペンションのプリロード調整をした場合、それに合わせたフロントサスペンションの調整も必要となるが工賃自体はそこまで高くなく、バイクを購入したお店などで相談すれば適正なセッティングをしてくれるので足つきで悩んでいる人は相談してみよう!
体を柔らかく、ボディメイク
一番お金がかからない方法として、チャレンジしてみてほしいのが体を柔らかくボディメイクに励むこと。股関節や太もも裏、ふくらはぎ、脇腹などしっかり柔軟体操をすることで体の可動域が大きく変化し足つきが良くなったことを体感でき、周りから見てもわかるほどに意外と変わったりする。といっても毎日継続が大事なのでだまされたと思ってやってみるべし!
奥の手、ローダウン
とりあえずやれる事はすべてやってみたけどやっぱり…という人はローダウンに踏み切ろう。上記で紹介してきたものはお金と手間のかからない比較的実行しやすい対策であって、その代わり大幅な変化が期待できるわけではない。
車種によってはプリロード調整で2~3cmの変化でグッと安心感が増すが、ローダウンリンクに変えることで5cm~8cmも下がる場合もあるので確実に安心の足つきを手に入れたいという人にオススメ。
足つきが悪くてローダウンしか方法がないと思っている人は少なくないと思うが、足つき改善のためにできることは意外とたくさんあったりする。お金がかかるローダウンは最終手段に取っておいて、とりあえず上記で紹介した足つき改善策を試してみる価値はあり!
これ以外にも私はこんな足つき対策をしています!というアイディアも募集しているので、レディスバイクのSNSなどへお便りお待ちしているぞ!