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155cm女子ライダーの、少しは参考になるかも? インプレッション “SUZUKI GIXXER SF250”

SUZUKI GIXXER SF250 取りまわし

 

どちらかというと小さい部類の155cm(といいつつじつは154.3cm)ライダーによるインプレッション。小難しいことは書けないけれど、少しでも参考にしてもらえたらうれしい。

ライダースペック

身長:155cm(自称)/体重:46kg

小さいくせにシート高が高いバイクに乗りたがる、もうすぐバイク歴4年ライダー。普段はスーパースポーツに乗っているのでオフロードバイクや、レトロスタイルのバイクにはめっぽううといが、がんばってインプレッションしていきます。

ビギナーでもワインディングに行くのがきっと楽しくなる

SUZUKI GIXXER SF250

 

250ccフルカウルスポーツの中では珍しい249cc単気筒エンジンは、スズキ独自の油冷式を採用。車両重量は160kgを切っている超軽量モデルのGIXXER SF250。足つきも良好でフルカウルバイクは大きく見えがちだが、ライダーと比較しても違和感のないサイズ感でむしろこの体格くらいがベストかもしれない。

 

街乗りでは低回転でもトルクがあるおかげで少々ラフ気味にクラッチを繋いでもエンストすることもなく、発進停止はスムーズに行なうことができた。またハンドルもよく切れるので小回りも利き、狭い場所での転回を難なくこなすことができる。一番楽しいと感じたのはワインディング。トルクフルなエンジンで回転数をあまり気にせずともサクサク走ることができ、コーナーでは自分の思った通りに曲がってくれるので不安感が少ない。

 

高速道路は予想よりも楽に走ることができ、250ccとはいえど合流でもたつく気配もなく巡航速度も安定させることができた。またスクリーンも装備しているため、体にあたる走行風が軽減され、長距離走行でも疲労感を緩和してくれる。街乗り、ワインディング、高速道路。どのステージでもまんべんなくこなしてくれるビギナーに優しい1台ではないだろうか?

ライディングポジション

SUZUKI GIXXER SF250 ライディングポジション
フルカウルモデルらしくややハンドルは低めなため前傾姿勢になるが窮屈といった印象はない。シートの後方に腰を据えてもハンドルまで遠く感じることはなく、ステップのポジションを少し後方に変更できたらより自然なライポジになるかも

足つき性

SUZUKI GIXXER SF250 足つき性
シートの前方が一番細めに絞られているため両足で地面をとらえることが可能で、足を下ろした際にふくらはぎにステップが干渉することもなく足つきに不安はなし。車体も軽くまたがったままでも動かせるほど。テールが高めなので乗り降りの際は注意

取りまわし

SUZUKI GIXXER SF250 取りまわ
セパレートハンドルなので脇を閉めての取りまわしができるため安定感がある。また想像以上にハンドルの切れ角があるので小回りが利くため、切り返しを繰り返さずとも取りまわし可能。フルカウル250ccの中でも軽く、車体自体がコンパクトなため力にあまり自信がない人にもおすすめできる

タンデム(タンデマー目線)

SUZUKI GIXXER SF250 タンデム(タンデマー目線)
タンデマ―からの目線は少し高く感じ、タンデムシートは小さく少々硬い。長時間は厳しいかもしれないが、ライダーの腰をニーグリップでホールドすれば安定感と一体感を得られ、ステップの位置も適切でバランスが取りやすい。またグラブバーを装備しているのでブレーキングで前にズレる心配もなし

SUZUKI GIXXER SF250のスペック

全長×全幅×全高
2,010×740×1,035㎜
軸間距離
1,345㎜
シート高
800㎜
車両重量
158㎏
エンジン型式・排気量
油冷4ストロークOHC4バルブ単気筒・249cm3
最高出力
19kW(26㎰)/9,000rpm
最大トルク
22N・m(2.2㎏f・m)/7,300rpm
燃料タンク容量
12ℓ
燃費(WMTC)
37.7㎞/ℓ
タイヤサイズ
F=110/70-17・R=150/60-17
価格
48万1,800円(税10%込)

SUZUKI GIXXER SF250 製品ページ

CONTACT

問い合わせ先
スズキお客様相談室
電話番号
0120-402-253
URL
https://www1.suzuki.co.jp/motor/

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