テンションベルトの採用でフェンダーレスモデルにも対応
近年のスポーツモデルはとにかくリヤカウルが小型化している。スーパースポーツはそれが顕著だが、それだけにスーパースポーツには荷物がほとんど積載できない、サイドバッグなども装着が困難、という認識の人も多いだろう。
じつは今までは確かにそのとおりだったのだが、このたびタナックスが開発した”カービングシェルケース”は、そのスーパースポーツでもサイドバッグを装着できるようになったのがトピックスだ。
また、タンデムシートに取り付ける同社イージーベーススリムにより、強固な取り付けが可能となったとのこと。
そして通常は車体後方に固定ベルトを引っ張って車体と固定していたため、バッグが後ろ側に引っ張られてテールランプを隠してしまう状態に対しては、コネクションベルトの採用で解消。ベルトによる固定が可能になったので、リヤカウルにフェンダーがない、たとえばKATANAやヨーロッパ車でもサイドバッグの取り付けができるのも大きい。
取り付け後のトップ部分はフラットな形状になるので、さらに大型バッグの積載も可能だ。固定用にDリングを片側3つずつ装備するので、ツーリングネットなども使いやすい。
容量は片側16ℓで合計32ℓ。本体はポリカーボネイトと生地のハイブリット設計となり、ハードケース以上の頑丈さと車体との一体感演出に寄与するとのこと。またハンドグリップを装備するので、取り外しての持ち運びもしやすくしている。防水インナーポーチも付属。発売時期は10月21日を予定している。
カラーバリエーション
製品情報
製品名 | カービングシェルケース | ||
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品番 | MFK-271 | MFK-272 | MFK-273 |
カラー | ブラック | カーボン柄 | ヘアラインシルバー |
価格 | 3万7,400円(税込) | ||
発売時期 | 2020年10月21日 | ||
サイズ | 290(H)×495(W)×250(D)㎜ | ||
容量 | 32ℓ(片側16ℓ) | ||
最大積載重量 | 5.0㎏(片側2.5㎏) |
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