外観だけではなく各種電子制御系をさらに充実
ドゥカティは6月15日(現地時間)、新型ハイパーモタード950 RVEバージョンを発表。スタンダードバージョンのハイパーモタード950と、トップバージョンのハイパーモタード950 SPの中間に位置付けられるモデルとなる。
このハイパーモタード950 RVEは、ストリートアートからインスピレーションを受けた”グラフティ”と呼ばれるカラーリングを採用することが最大の特徴となる。このグラフィックは2019年にイタリアのチェルノッビオで開催され、クルマやバイクのエレガンスさを競うコンクールとなる”コンコルソ・デ・エレガンツァ・ヴィラ・デ・エステ”に出展され、アワードを受賞したハイパーモタード950コンセプトをベースとしたものだとか。
グラフィックを実現するには非常に薄いスライド・デカールを採用し、高度な職人技を駆使して非常に複雑で手間のかかるプロセスを採用しているとドゥカティは説明している。その結果、エアブラシペイントと同等の仕上がりが生み出されているという。
またグラフィックだけではなく、ドゥカティ・クイック・シフト(DQS)アップ/ダウンEVOを採用するほか、ハイパーモタード950 RVEのエレクトロニクス・パッケージを強化するなど変更が加わっている。さらに標準装備として、スライド・バイ・ブレーキ機能付きボッシュ製コーナリングABS(シングルモード設定)、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)EVO、ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)EVOも含まれている。
本モデルは2020年7月、ヨーロッパのドゥカティ・ディーラーに登場する予定だが、日本への導入時期・価格などは未定となる。
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