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【WEB限定企画】サーキットデビューを後押し!〜後編・サーキット走行に必要なモノって?〜

サーキットデビュー 走行シーン

 

バイクの楽しみ方はさまざま。“走る”というくくりでもツーリング、オフロード、エクストリーム、ジムカーナなど多岐にわたり、そのなかでも大半のライダーが一度は夢見るサーキット走行。何においても最初は右も左もわからずその一歩が踏み出せずにいる人は少なくないはずだ。そんなライダーたちの背中を押すべく、レディスバイクWEB限定でサーキットにまつわる話をご紹介。前回はサーキット走行における楽しさや、気を付けるべき初歩的なことを紹介した。そして今回はその具体的なルールやマナー、身を守る装備について解説。

サーキットを走るのには何が必要か?

サーキットを走るとはいっても体とバイクさえあれば走れるというわけではもちろんないのだ。ここではサーキットを走るためのマナー、ルール、装備類や車両について必要なモノをピックアップ!

モラル、マナー、ルール編

パドックを移動する際ヘルメットは必ず着用!
サーキットデビュー 装備
パドック、駐車場であってもバイクに乗って移動する際は必ずヘルメットを着用すること。めちゃくちゃ怒られることもあるので要注意
公道とはルールが違うので注意
  • 公道より対向車がないという点では安全だけど一歩間違えば大きなケガを負ってしまう可能性がある
  • 転倒、車両トラブルでコース内に立ち往生した場合ヘルメットは脱いではいけない
コースサイドでふられるフラッグや走行時の注意事項、コースイン・アウトの方法など頭に叩き込むこと
サーキットデビュー コースイン・コースアウト
サーキットではコース内を走行中のライダーへいち早く情報を伝達するためにフラッグが使われる。種類はいくつかあり走行会のブリーフィングで必ず教えてくれるのでしっかり覚えておくこと。コースイン・アウトも同様

車両編

ミラーや灯火類へのテーピング
サーキットデビュー テーピング ヘッドライト
サーキットデビュー テーピング サイドミラー
転倒した際に飛び散る危険性があるものはテーピングか取り外し。おもにヘッドライト、ミラー、ウインカーなど。とくにナンバー灯のテーピングは忘れやすいので注意!
エアゲージを使って空気圧のチェック
サーキットデビュー エアゲージを使って空気圧のチェック
サーキット走行では公道より速度域が高く、タイヤの内圧が上がり膨張してしまうため規定値より低めに設定するのが基本である。また路面温度、気温、天候などに左右されやすいため走行会などであればタイヤメーカーが行なっている空気圧チェックなどを利用し専門家に聞いてみるのが安心だ!
日々の点検+消耗品パーツをチェック
サーキットデビュー 点検
ブレーキパッドの残量、各部の増し締め、オイルもれなど異常がないかを前日までに確認しておきたい
ちなみに…

サーキットへ行くのには自走とトランポに積むかの2択だ。自走は言葉の通り自分のバイクでサーキットまで行くこと。トランポは車(トランスポーター)へバイクを積んで運ぶことを差す。自走の場合であればレーシングスーツを大きめのシートバッグに入れて運ぶか自宅から着て行くことになるがトランポであれば荷物も一緒に積むことができ、事前にミラーや灯火類を取り外しておくこともできるので走行前準備に多少の余裕ができるのがメリットだ!

装備編

走るのに必要な装具類をチェック!

レーシングスーツ

レーシングスーツとは革製のツナギのことで摩擦や熱に強く、通常のライディングウエアより頑丈な作りをしていることから安全性は非常に高く、肩やヒジにはハードプロテクターや金属製のパッドが装備されている。レーシングスーツには上下一体型のワンピースタイプと、上下が分かれるセパレートタイプもあり走行会によってはセパレートタイプでもOKという場合もあるぞ。価格は新品で10万~30万とピンキリで、最初はサイズさえ合えば中古やレンタルでも十分だろう。

レーシングスーツ DAINESE/KILLALANE 1 PC PERF. LADY LEATHER SUIT

製品名
DAINESE/KILLALANE 1 PC PERF. LADY LEATHER SUIT
価格
16万4,890円(税10%込)
規格
MFJ公認
カラー
BLACK-MATT/ACQUA-GREEN/BLACK、PEARL-WHITE/CHARCOAL-GRAY/BLACK、BLACK-IRIS/HAUTE-RED/BLACK

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レーシングスーツ KUSHITANI/K-0065XX GLIDE SUIT(LADIES)

製品名
KUSHITANI/K-0065XX GLIDE SUIT(LADIES)
価格
19万8,000円~(税10%込)
規格
MFJ公認
カラー
ブラック

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レーシングスーツ HYOD/HRS502,512 RACING PRO ALTIS-thea

製品名
HYOD/HRS502,512 RACING PRO ALTIS-thea
価格
19万8,000円(税10%込)
規格
MFJ公認
カラー
WHITE×PINK・GUNMETAL×ITALIAN RED、WHITE×BLUE・WHITE×ITALIAN RED

製品詳細はこちら

レーシングスーツ BERIK/LS1-10417L-BK

製品名
BERIK/LS1-10417L-BK レーシングスーツ
価格
8万6,900円(税10%込)
規格
MFJ公認
カラー
BLACK・RED・BLUE・GREEN
レーシンググローブ

革でできたグローブで手首までがしっかりおおわれていることがポイント。ツーリングで使用するグローブよりもかなり頑丈な作りをしているのでクラッチ操作などに慣れが必要だが、安全性を考慮しての作り。また小指と薬指がつながったデザインのグローブが存在するが、それは転倒時に小指が地面に巻き込まれて折れてしまうのを防ぐためのもの。価格帯は1万円~5万円前後。

レーシンググローブ DAINESE/CARBON 3 LADY GLOVES

製品名
DAINESE/CARBON 3 LADY GLOVES
価格
2万8,050円(税10%込)
カラー
BLACK/BLACK・BLACK/AQUA-GREEN/ANTHRACITE

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レーシンググローブ HYOD/HRG002DN HYOD 009 D3O®RACING GLOVES

製品名
HYOD/HRG002DN HYOD 009 D3O®RACING GLOVES
価格
2万790円(税10%込)
カラー
thea-ORANGE・thea-PINK

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レーシンググローブ Alpinestars/STELLA SP-8 v2 LEATHER GLOVE

製品名
Alpinestars/STELLA SP-8 v2 LEATHER GLOVE
価格
1万4,080円(税10%込)
カラー
BLACK WHITE・BLACK DARK GRAYE・BLACK WHITE FUCHSIA

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レーシングブーツ

基本的には足首からふくらはぎまでが隠れるモノが主流となっており、可動部分はシャーリングを用いるなどして動きやすく設計されている。転倒に備えて各部にプロテクション機能を持たせ、万が一足がバイクの下敷きになってしまった場合でもケガを最小限に抑えてくれる。バンク角によっては足が地面に触れてしまうため摩擦力軽減を目的としたスライダーがツマ先や足の外側に配されている。価格帯は2万円~7万円ほど。

レーシングブーツ DAINESE/NEXUS LADY BOOTS

製品名
DAINESE/NEXUS LADY BOOTS
価格
3万9,600円(税10%込)
カラー
BLACK/ANTHRACITE・BLACK/WHITE/FUCHSIA

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レーシングブーツ Alpinestars/STELLA SMX-6 BOOT

製品名
Alpinestars/STELLA SMX-6 BOOT
価格
3万7,180円(税10%込)
カラー
BLACK WHITE・BLACK FUCHSIA WHITE

製品詳細はこちら

プロテクター

レーシングスーツ本体には肩やヒジにプロテクターが装備しているが、背中と胸には外付けのプロテクターが必要な場合がほとんどだ。通常のライディングギア用とは若干異なり背中から腰までを覆い、動きやすくするため蛇腹状になっているなどの工夫がほどこされている。胸部もレーシングスーツ用プロテクターがあり、命を守るためにも着用することをオススメする。

プロテクター DAINESE/WAVE 1S D1 AIR

製品名
DAINESE/WAVE 1S D1 AIR(セキツイプロテクター)
価格
2万7,500円(税10%込)

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プロテクター KUSHITANI/K-4395 RACING BREAST PAD(胸部プロテクター)

製品名
KUSHITANI/K-4395 RACING BREAST PAD(胸部プロテクター)
価格
9,350円(税10%込)

製品詳細はこちら

そのほかにも必要なアイテム

インナー

レーシングスーツは革でできているがゆえに、汗をかいたりすると肌に張り付いてしまいインナーなしでの着脱はめちゃくちゃ大変なのだ。とくに夏は地獄。全身タイツのようなワンピースタイプがおすすめだが、クールインナーとレギンスなどの組み合わせであればお安く済ませられるぞ!

インナー DAINESE/D-CORE DRY TEE LS LADY

製品名
DAINESE/D-CORE DRY TEE LS LADY
価格
9,240円(税10%込)
インナー D-CORE THERMO PANT LL LADY

製品名
DAINESE/D-CORE THERMO PANT LL LADY
価格
1万890円(税10%込)
ヘルメット

サーキットを走るには基本フルフェイスタイプのヘルメットが必須で、MFJ公認のモノが推奨されているぞ。またライダー本人がヘルメットを自身で脱げない状況で役立つヘルメットリムーバーの存在も覚えておくと○。

SHOEI(ショウエイ)ヘルメット

タイヤゲージ

上でも説明した通りサーキットではタイヤの空気圧を低くすることが推奨されているため、空気圧チェックが必須!

タイヤゲージ

 

以上がサーキット走行に必要なマナーやルール、装備たちだが、とくに装備に関してはすべてにおいて新品をそろえなければいけない!というわけではない。サイズが合えば友人に借りたりメーカーによってはレーシングスーツ、グローブ、ブーツなどフル装備のレンタルサービスも行なっている。一回行ってみて少しでも楽しい!自分のレーシングスーツがほしい!となった場合の参考にしてもらいたい。

 

サーキットという場は公道で守らなければいけない道路交通法がない代わりに、初めに書いたような基本的なルール、マナーのほかにサーキットや走行会独自のルールが存在する。覚えることはたくさんだが楽しめるようになると新たな世界が目の前に広がり、バイクがより楽しいものと感じるはず。初心者向けの走行会なども1年を通してさまざまな企業やショップが開催しているのでチェックしてみて!

前編はこちら

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