バイクの楽しみ方はさまざま。“走る”というくくりでもツーリング、オフロード走行、エクストリーム、ジムカーナなど多岐にわたり、そのなかで大半のライダーが一度は夢見るサーキット走行。最初は右も左もわからないので、第一歩が踏み出せずにいる人は少なくないはずだ。そんなライダーたちの背中を押すべく、今回はサーキットにまつわる話を紹介します♪
『サーキットを走ってみたい』に特別な理由はいらない!
サーキット走行に興味がある人たちはもちろん、ライダーならMotoGPや鈴鹿8時間耐久レースなどの何かしらでレーサーがカッコよく走っている姿を目にしているはず。彼らは他のレーサーとコンマ何秒を争い、高みを目指して走っている。“ガチな走りをしたいわけではないけれど…、とにかくサーキットを走っている姿がカッコよく見えた、だから自分もサーキットを走ってみたい”。サーキット走行のキッカケはそういった漠然とした理由でいいのだ。もちろん“楽しそうだから”というのも十分な理由の1つである。ではそもそもサーキットを走るって何が楽しいのか? 何が必要か? 何をすればよいのか? そして、サーキットを走ることで何が得られるのか?など基本的なことについて今回はさぐってみたい。
サーキットって何が楽しいの?メリットって?
ワインディングなどで攻めるより間違いなく安全度が高い
公道では味わえないスピード感
バイクをバンクさせる
愛車の性能を知ることでより愛車を好きになれる
ライテク向上につながり公道での走りに役立たせることができる
サーキットを通じて仲間を増やす
バイクの動きや仕組みを知ることもできる
最初はよくわからないけれど、サーキット走行の回数を重ねていくと自然とバイクの仕組みをなんとなく理解していけるはず。コーナー進入時は車体がどのような状態にあるべきか、そのためにはどのような操作を行なうのが適切か。これも公道を走る時に大変役立ってくる
ちょっと待って!サーキットを走る前に見てほしいトコ
クローズドコースといえど、どんなバイクで走ってもいいというワケではない! 各サーキットや走行会によって車両についての決まりがあるのでちゃんとチェックすること! 例えば…
マフラーの音量が規定値を超えている
オイルなどがもれている
排気量の制限
サーキットの規模、走行会によっては125㏄より大きい排気量の車両のみなどの決まりもある。
とりあえず前編はここまで。次回は、サーキットを走るうえで知っておきたいマナーやルール、装備などについて触れます。そちらも要チェック!