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アクスルシャフト交換で違いをハッキリ体感

PEO アクスルシャフトを使用してバイクを押し歩き

 

3月頭に紹介したP.E.O. ゼロポイントシャフトを実際に交換して、その差をチェックしてみました。今回用意した車両はヤマハのスポーツスクーターTMAXで、車重は225kg。そして実際に取りまわしたり試乗したのは、ごく普通のバイクレディとして、試乗記などを書いてもらっている篠塚綾香さん。最近の愛車が車重150kgをゆうに下回るホンダ・XR250ということもあり、TMAXはかなり重そうでした。

 

率直な感想がほしかったので、彼女にはどのような効果が望めるのかなどは事前には伝えませんでした。それゆえ、交換前の取りまわしと試乗が終わって、彼女の口から出てきたのは「違いがわかるかなあ?」という不安でした。そんな状況のもと、ゼロポイントシャフト交換後の車両を押したときの一言が「おおっ、違う!」だったのです。走行後の感想も、差があったことがわかるものでした。というわけで、今回の実験の結果は、“交換の効果はありました”ということになります。このTMAXを普段使いしているスタッフからも、Uターンや交差点の細かなターンが、交換前より力を抜いて滑らかに曲がれるようになったと報告がありました。

 

取りまわし

交換前は、押し出すときにけっこうな力が必要だったし、押している最中も重かったのが、押し出すときは重くなくなったし、動かしている最中も重くなかったです。

走行中

交換前より体を使わなくても曲がれるようになりました。曲がりたい方向に力を入れなくても曲がってくれるし、走り出したり止まるときなどアクションが起きているときに軽くなった印象です。コーナーでの倒しこむ角度が心なしか深くなったような…。

 

ゼロポイントシャフトの重さは高品質の証!

黒いのが今回交換したゼロポイントシャフトで、銀色のシャフトがもともと装着されていたモノ。重さを計測するとゼロポイントシャフトの方が重かったのです(フロントはノーマルが283gでゼロポイントが289g、リヤはノーマルが505gでゼロポイントが562g)。重いということは、それだけ密度が高くて、その分硬くて変形しにくいということになります。

 

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