2016年12月にオープンした“カワサキプラザ大阪鶴見”。従来のバイクショップの概念にとらわれないお店作りは、きっとあなたをトリコにする。
「お店には“Kawasaki”って書いてあるけど、パッと見はバイク屋さんっぽくなくて、以前から気になっていたんです。なかに入るといい香りがしていて、そんなところもバイク屋さんっぽくない。広くてバイクを見やすいのもいいですね」
“カワサキプラザ大阪鶴見”に立ち寄ったバイクレディの真矢さんは興奮気味にこう話す。大阪府在住の彼女は以前から幹線道路沿いの同店が気になっていたそうで、今回足を運ぶことになったのだ。
真矢さんが気付いた“いい香り”は、店内に取り付けられたアロマディフューザーから発せられたもの。アロマの香りに包まれながらオリジナルブレンドのコーヒーを飲んでいると、思わず時間を忘れてしまいそうになる。お店のコンセプトは“五感で楽しめる空間”。暖色と寒色を織り交ぜた照明や店舗レイアウトなど、バイクショップというよりもセレクトショップみたいな雰囲気だ。
バイクだけでなく有名ブランドとコラボしたオリジナルアパレルも販売されていて、これらはカワサキプラザでしか手に入らないとのこと。真矢さんも気になったジャケットやパンツをあれこれと試着。気に入ったジャケットが見付かったようだ。「試着室があるのがうれしいですよね。試乗車もあるそうなので、次に来たときはいろんなバイクを試してみようと思います」(真矢さん)
お店にはバイク誌やライフスタイル誌なども用意されているので、整備を待つ間はありがたい。オリジナルブレンドのコーヒーは、酸味がなく飲みやすく、それでいてコクもあり、カフェ顔負けのクオリティだ。
シックな色使いの店内にはアロマの香りがただよっていて、リラックスした気分にひたることができる。大型ディスプレイではデジタルサイネージが表示され、ポスター類は一切はられていない。落ち着きのある“オトナの空間”を見事に演出している。
車両を預けた際には、カワサキに精通したスタッフが明るく設備の充実した工場で、あなたの愛車を整備している状況をショールームサイドからくつろぎつつ確認することができるのだ。
大阪市内の主要幹線道路、国道479号線(内環状線)沿いにあり、四輪用駐車場も8台を確保している。大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線・今福鶴見駅を下車して徒歩5分という好立地なので、方向に自信がなくても迷うことはなさそうだ。
有名ブランド各社とコラボしたアパレルがずらりと並ぶ。いずれも洗練されたデザインで、さまざまなシーンに合わせることが可能。きっとお好みのウエアを選ぶことができるだろう。今後はオリジナルグッズの品ぞろえも増やしていくとのこと。