LANDSCAPE with KATANA 〜カタナのある風景〜 EPISODE.3 ツーリング LB ver.

最近休日の定位置になっているライダーズカフェのすみっこ。駐車スペースに人影が見えたから、どんなバイクが来たのかと思って見てみると、まさかの色違いの新型カタナだった。どんな人が乗ってきたんだろう? すごく気になる…

カフェに入ってきた男性ライダーを見て「あ、同い年くらいかな…」と主人公が思う

どんな人が入ってくるのか期待と不安でちょっとドキドキしてると、同世代くらいの男性だった。同世代のバイク乗りにはあまり出会えないから、お友達になりたいな… なんて思っていたら
「黒いカタナのオーナーさんですよね? ボクも同じ新しいカタナに乗っているんですよ」って、むこうから話しかけてくれたの。

そこから会話が始まり、どんなふうにバイクを楽しんでいるのかなんかを話した。いつもは先輩ライダーからご教授いただくのが多いのだけれど、同い年だとフランクな感じで、これはこれで楽しい。とりあえず、連絡先を交換できたし…。「今度、一緒にツーリング行きましょう」は実現するのかな?

お互いカタナオーナーということで話も弾み距離を詰めてくる男性に「あっ、少しづつ近づいてきた」と思うがまんざらでもない主人公

やった、本当にお誘いメッセージ来たよ!!

自分にとっては初ツーリングに誘われ「楽しみ〜♪」と心のなかで思う主人公

ついに念願のツーリングデビュー! 一人だと不安だけど、同世代くらいで男性ライダーが一緒だとちょっと心強い。“ツーリングってすごく楽しい!”って思えるようになるといいな。事前に教えてもらったツーリングプランだとそんなにハードでもないし、ビギナーの私でも十分に楽しめそう。

待ち合わせ場所に到着するとかなり待たせてしまったよう、「待ちました〜?」とたずねると「ちょっと前に着いたとこ」と返す男性 男性に先導してもらい「いい感じのペース♪」とツーリングを楽しむ

集合場所があまり土地勘ないところで迷ってしまい、ちょっと遅れて到着。まずは高速道路を使って一気に走りを楽しめる場所までワープ。安定感のある車体と1,000㏄のパワフルなエンジンのおかげで、高速走行はラクラク。どんどん距離を稼いでくれる。そして、ちょっと驚いたのが、サービスエリアでの注目度の高さ。色違いの同じバイクが2台並んでいるというのもあるんだろうけれど、きっと歴代のカタナを知っているであろうオジサマたちが懐かしそうに見ていた。

ワインディングを楽しむ2台のカタナ

今回の走りにおけるメインには、なだらかなカーブが続いて気持ちよく走ることができるワインディングってやつが設定されていた。レバーをにぎり始めたりペダルを踏み込み始めたところからジワジワっと効き始めるブレーキは、その効き具合がわかりやすいから、乗り手の技量を問わずスピードをコントロールしやすい。加えてアクセルの動かし方に対して、ギクシャクせずスムーズに反応するエンジンのおかげでライダーとしての経験を積んでいないわたしでも、気持ちよくリズミカルに走らせることができた。カタナでワインディングって楽しいかも。

ツーリングっていったらやっぱりその土地のおいしいものでしょ(あ、聞いたり読んだ話だけどね…笑)。これもしっかり用意してくれてたの! 最後にタイの出汁で茶漬けを味わえるマダイ専門店のマダイ炙り丼!! すごくおいしくて、ツーリングに来たかいあったなぁって思えた。

お昼に連れてきてもらったお店でマダイ炙り丼を楽しむ主人公。男性のラーメンを見ながら「そのラーメンもおいしそうだなぁ…」と心のなかで思う

ワインディングを走行する2台のカタナを上空から眺める

おいしい食事でお腹を満たしたら、再びワインディングを一緒に楽しむ。

うまい人がエンジンを高回転域まで使って走らせれば、カーブが連続するクネクネの道も速く駆け抜けることができるんだろうな。そういった走り方ができる性能を持っているのはなんとなく感じるし、ユーチューブなんかで見たことがある。だけど、わたしのような乗り始めてさほど経っていないビギナーが、そんな走り方をするのはムリ。

とはいえ右や左にラクにヒラリヒラリと車体を切り返すことができて、自分なりにスポーティな走りをしていると感じさせてくれるのもカタナの魅力だと思う。

ワインディング走行中に曇り予報だった空から雨が降り出し、路面は完全に濡れた状態に…。“すべるんじゃ…”と少し不安になったけれど、スリップを防止して転倒しにくくするトラクションコントロールってやつが付いてて、セレクトできる3つのモードのなかからもっとも早くにそのシステムが働くモードを彼が選んでくれたので安心感が一気にアップ。その後、とおり雨的に小雨が降ったり止んだりが続いたけれど、このシステムのおかげで、ぬれた路面にナーバスになることなく走り続けられた。よかった~。

海辺を歩く2人
足湯を楽しむ2人

海辺に出ると、雲の隙間から湾を挟んだ対岸の景色が見え隠れする。織りなす雲とちょっと荒れた海が作り出す景観もありかも。その後、足湯でしっかりと暖をとって、いつもの生活の場へと戻っていく。

都会の夜景の中を走る2台のカタナ

前を走る彼の車体に街の灯りが映り込み、エッジが際立ってカッコいい。

もうちょっとで今回のツーリングも終わり。食事中に「またツーリング連れ出してくださいね!」とお願いしてみたけれど、これからもいろんなところに連れてってくれるとうれしいなぁ。

EPISODE.3 ツーリング MOVIE VERSION

主人公達の愛車『SUZUKI KATANA』

2台並んだスズキ新型カタナのブラックとシルバー

SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高
2,130×835×1,110㎜
軸間距離
1,460㎜
シート高
825㎜
車両重量
215㎏
エンジン型式・排気量
水冷4ストローク DOHC 4バルブ 並列4気筒・998㎤
最高出力
109kW(148ps)/10,000rpm
最大トルク
107N・m(10.9kgf・m)/9,500rpm
燃料タンク容量
12ℓ
タイヤサイズ
120/70ZR17(F)・190/50ZR17(R)
価格

154万円(税10%込)

SUZUKI KATANA 製品ページ

次ページ:番外編 カタナブランドをヒモ解く

CONTACT

問い合わせ先
スズキお客様相談室
電話番号
0120-402-253
URL
http://www1.suzuki.co.jp/motor/

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