最近休日の定位置になっているライダーズカフェのすみっこ。駐車スペースに人影が見えたから、どんなバイクが来たのかと思って見てみると、まさかの色違いの新型カタナだった。どんな人が乗ってきたんだろう? すごく気になる…
そこから会話が始まり、どんなふうにバイクを楽しんでいるのかなんかを話した。いつもは先輩ライダーからご教授いただくのが多いのだけれど、同い年だとフランクな感じで、これはこれで楽しい。とりあえず、連絡先を交換できたし…。「今度、一緒にツーリング行きましょう」は実現するのかな?
やった、本当にお誘いメッセージ来たよ!!
ついに念願のツーリングデビュー! 一人だと不安だけど、同世代くらいで男性ライダーが一緒だとちょっと心強い。“ツーリングってすごく楽しい!”って思えるようになるといいな。事前に教えてもらったツーリングプランだとそんなにハードでもないし、ビギナーの私でも十分に楽しめそう。
集合場所があまり土地勘ないところで迷ってしまい、ちょっと遅れて到着。まずは高速道路を使って一気に走りを楽しめる場所までワープ。安定感のある車体と1,000㏄のパワフルなエンジンのおかげで、高速走行はラクラク。どんどん距離を稼いでくれる。そして、ちょっと驚いたのが、サービスエリアでの注目度の高さ。色違いの同じバイクが2台並んでいるというのもあるんだろうけれど、きっと歴代のカタナを知っているであろうオジサマたちが懐かしそうに見ていた。
今回の走りにおけるメインには、なだらかなカーブが続いて気持ちよく走ることができるワインディングってやつが設定されていた。レバーをにぎり始めたりペダルを踏み込み始めたところからジワジワっと効き始めるブレーキは、その効き具合がわかりやすいから、乗り手の技量を問わずスピードをコントロールしやすい。加えてアクセルの動かし方に対して、ギクシャクせずスムーズに反応するエンジンのおかげでライダーとしての経験を積んでいないわたしでも、気持ちよくリズミカルに走らせることができた。カタナでワインディングって楽しいかも。
ツーリングっていったらやっぱりその土地のおいしいものでしょ(あ、聞いたり読んだ話だけどね…笑)。これもしっかり用意してくれてたの! 最後にタイの出汁で茶漬けを味わえるマダイ専門店のマダイ炙り丼!! すごくおいしくて、ツーリングに来たかいあったなぁって思えた。
とはいえ右や左にラクにヒラリヒラリと車体を切り返すことができて、自分なりにスポーティな走りをしていると感じさせてくれるのもカタナの魅力だと思う。
ワインディング走行中に曇り予報だった空から雨が降り出し、路面は完全に濡れた状態に…。“すべるんじゃ…”と少し不安になったけれど、スリップを防止して転倒しにくくするトラクションコントロールってやつが付いてて、セレクトできる3つのモードのなかからもっとも早くにそのシステムが働くモードを彼が選んでくれたので安心感が一気にアップ。その後、とおり雨的に小雨が降ったり止んだりが続いたけれど、このシステムのおかげで、ぬれた路面にナーバスになることなく走り続けられた。よかった~。
海辺に出ると、雲の隙間から湾を挟んだ対岸の景色が見え隠れする。織りなす雲とちょっと荒れた海が作り出す景観もありかも。その後、足湯でしっかりと暖をとって、いつもの生活の場へと戻っていく。
EPISODE.3 ツーリング MOVIE VERSION
主人公達の愛車『SUZUKI KATANA』
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