
ライダーズカフェ“ホットチョコレイト”主催のサーキット走行会が筑波サーキットコース2000で開催された。同カフェは現在、新店舗の開店準備中だが、同カフェ主催の走行会を望む声が多く今回も開催された。MCには、本誌でもおなじみの女性ライダー竹内さくらさんが務め、わかりやすいアナウンスで手際よく進行もこなしていた。
この走行会は、主催者である同店店主のエリさんが“サーキット初心者でも恐い思いをせずに楽しく走れる走行会”として始めたことから、サーキット初心者や女性ライダーの参加者が多いことも特徴の一つ。そして、初心者や女性が本当に恐い思いをせずに走れるように気を配ってくれていることが随所で垣間見ることができる。
たとえば、先導を務めるインストラクター。つねにコースを巡回して、不安そうに走っている人を見つけると、すぐに前に入ってくれて合図をしてから先導してくれる。また、走り終わった時には、そのライダーのピットに行って走りのレクチャーをしてくれたりと、まるで有料スクールを受けているかのような配慮をしてくれるからだ。
毎年春と秋に開催されている同走行会、次回は4月7日(走行時間は8時〜10時)に開催される予定だ。詳細などはHPで発表されているので興味のある人はぜひともチェックしてみてほしい。当日のサーキットは入場料無料なので、最初は見学に行ってみるのもいいかもしれない。
写真・文:Shoei
気軽に参加できる走行会ではあるが走行前にはしっかりと車検が行なわれる。きちんと整備がされていてサーキットを安全に走れるマシンかを確認する
主催者のエリさん(右)とMCを担当した竹内さくらさん(左)。走行前の大事なブリーフィングでは、具体的な注意喚起が行なわれる
1本めの走行では、ピットレーンに整列してから数周の先導走行とピットインの練習が行なわれる。ピット入口は意外と見落としやすいので注意したい
主催者エリさんの走り。マシンはハーレー製エンジンを搭載したビューエルXB9SX。今や貴重なマシンなのだが、全開でサーキットを楽しんでいる
主催者のエリさんと女性ライダーの後ろについてチェックをするインストラクター(右端のビブス装着ライダー)。つねにライディングをチェックしていてくれる
マシンが止まってしまうとチェッカー後にサーキットスタッフが回収に来てくれる。待機している間はもちろん、ピットに戻るまでヘルメットは装着したままにすること
最後のお楽しみ“ジャンケン大会”の豪華賞品! メンテグッズからウエア類、なんとお米やドリンクなど多種多様で参加者の目が一番輝く時間!?
参加者レディVOICE
夏目 澪さん/KAWASAKI NINJA 250
アットホームな走行会という感じで、ほかの走行会と比べると女性が多いのに驚きました。それに主催者のエリさんがとてもよくケアしてくれるので安心して走行できます。本当の初心者ライダーやサーキットビギナーにはとってもとてもいい走行会だと思います。初心者にはお勧めですね! できれば、次回にも参加したいと思っています!
広いサーキットを走りたい! とライダーなら一度は思うことがあるだろう。そんなときは、ホットチョコレイト走行会から始めてみるとイイかも!?
ホットチョコレイト 公式WEBサイトはこちら
開催概要
- イベント名
- ホットチョコレイト走行会
- 開催日
- 2019年10月8日(火)
- 開催場所
- 茨城県・筑波サーキット コース2000
- 主催
- ホットチョコレイト