9月7日(土)行なわれたのは第9回福島復興応援おんもしぇ祭。
イベント開催の背景には2011年に発生した東日本大震災による原発事故の風評被害を受けた福島県の地域活性化のため。大きな被害はなかったものの原発の風評被害によって米や野菜は売れなくなり、観光客も減り大打撃を受けた。
その危機的状況をなんとか変えたいという一心で東京の多摩にあるヤングオート代表、五十嵐氏が2011年にスタートさせたおんもしぇ祭。イベントを通してライダーたちが福島の地を訪れ、観光地がまた元の活気を取り戻してくれたら…そういった願いが込められている。
SNSで話題のゲストが盛り上げたステージイベント
第1会場の道の駅あいづ 湯川・会津坂下ではシートバッグでおなじみタナックスやスズキ、GPX、ハーレーの正規販売店H-D SAKURAIなどがブースを出展。展示車両をはじめ、シートバッグのフィッティングサービスなどといったコンテンツも用意。
そして随時行なわれていたステージイベントで進行MCを務めたのは、今年1月に普通自動二輪免許を取得した“にゃんばちゃん”こと声優の難波佑香さん。
そこでは出展ブースメーカー紹介や、SNSで話題のモトブロガー“TrafficSignal”のいっちゃん、ゆーまさん。ライダーであり様々なジャンルの動画を展開しているYouTuberの夜道雪さん。この多彩なゲストを招いて行なわれたトークショーはおんもしぇ祭話や、女子ライダー2人による地元トークやバイクあるある話などで盛り上がった。
そして午後からはこのイベントの目玉である白バイ先導ツーリング。昨年開催までは200台としていたが年々参加希望者が増えていることもあり今年はなんと300台に増枠!
今回で3回目のおんもしぇ祭参加のにゃんばちゃんは、前回まではタンデマーとしてツーリングパレードに参加だったけれど、今回より愛車SRV250で参加ということでとても楽しみにしていたそう。
ツーリングパレードはスタート地点である道の駅から土手沿いをしばらく走るのだが、沿道には多くの地元の人々の姿。ライダーたちがバイクで通り過ぎる間終始手を振りながら『いってらっしゃい!』と声をかけ続け、それに応えるように手を振り返すライダーたちはゴール地点を目指し出発した。300台ツーリング道中にはアップダウンの大きな坂道があり車列がズラっと並んでいるのを前から見た景色は圧巻だった。
近年は9月第1週の土曜日に開催しているおんもしぇ祭、次回は未定とのことだけど実行委員長の復興への熱い願いが詰まったこのおんもしぇ祭り、来年開催されるとなったらぜひ参加してみてほしい。情報などはホームページや福島復興支援ツーリング実行委員会公式Twitterなどでチェックしてみてね♪
- 開催日
- 2019年9月7日(土)
- 開催場所
- 道の駅あいづ湯川・坂下/道の駅会津柳津
- イベント主催者
- 福島復興支援ツーリング実行委員会
- WEBサイト
- http://www.young-auto.co.jp/fukushima/