イベントレポート

中山愛理選手が全日本ロードレース選手権 J‐GP3クラスで2位を獲得!!

 

1993年の井形ともさん以来に女性ライダーが表彰台に!

4月7日に栃木県・ツインリンクもてぎにて、全日本ロードレース選手権の開幕戦が行なわれ、J‐GP3クラスにおいて中山愛理選手が2位表彰台を獲得した。

 

J‐GP3はMotoGPのMoto3クラスに直結するクラスで、4ストローク250㏄単気筒エンジンを積んだマシンで争われる。中山選手は決勝前日に開催された予選において2位を獲得すると、決勝でも序盤からトップグループで接近戦を繰り広げた。J‐GP3はめまぐるしく順位が入れ替われかわり、最後の最後まで誰が勝つかわからない、という展開が多い。

 

今大会では長谷川聖選手が一人トップを走るという展開となったが、2位争いはチェッカーを受けるまで周回ごとに順位が変わるまさに手に汗にぎる展開。19周目で中山選手は2位グループの先頭に立つが、ライバルに再び2位争いのトップを奪われる。

 

最終ラップ、3コーナーで中山選手が再度先頭に立ち、その勢いのままチェッカー。1993年の井形ともさん以来全日本で女性ライダーが表彰台を獲得した。

 

中山愛理選手(#14)
本誌でも何度か取り上げている中山選手は、現在大学生。全日本ロードレース選手権J-GP3に参戦しているほか、過去には弟とともに鈴鹿4耐などにも出場している

 

J-GP3クラス リザルト
  • 2位・中山愛理選手
  • 4位・岡崎静夏選手
  • 16位・三好菜摘選手
  • 18位・小沢良美選手
  • 19位・白石玲菜選手
  • 失格・高杉奈緒子選手
ST600クラス リザルト
  • 27位・平野ルナ選手

 

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