バイク乗りから始める地球愛護活動“ラブ・ジ・アース”。ライダー有志によって始まったこの活動は、日本各地でライダーによる海岸清掃を実施しており、去る6月3日には31回めのミーティングを開催。ここでは特別レポートとして、兵庫県香美町で開催されたミーティングのようすをお届け!
いつもバイクで楽しませてもらっている分、たまには地球に恩返ししよう!
ラブ・ジ・アースという活動の趣旨は「いつもバイクで楽しませてもらっている分、たまには地球に恩返ししよう!」というもの。地球愛護活動といっても決して堅苦しいものではなく、誰でも気軽に参加できる海岸清掃ミーティングを開催している。ちなみに本誌も創刊時からこの活動に賛同しており、過去に何度もイベントレポートを掲載しているので、知っている人も多いのではないだろうか。
ライダー有志によるラブ・ジ・アース実行委員会が主催する31回目のミーティングは、兵庫県香美町にある“香住浜”にて開催された。これまでのラブ・ジ・アースミーティングは太平洋側で開催されることが多かったので、今回は久しぶりの日本海側。当日は天候に恵まれ、会場には汗ばむほどの晴れ間が広がった。雨の心配がまったくないほどの晴れだったのでライダーも多く、駐車場には次々にバイクが停まっていく。受付開始の時刻には、ブース前に行列ができるほどだった。
受付ブースでゴミ袋を受け取った参加者たちは、思い思いに海岸へ。香住浜は一見するとキレイな海岸なのだが、よく見ると缶やペットボトル、発泡スチロールなどがあちこちに散乱している。参加者たちはそれらを丁寧に拾っていき、収集ポイントには次々とゴミ袋が積み上げられていった。「一人ひとりの力は小さくても、集まることで大きくなる」ということをあらためて実感。香住浜にはハマヒルガオの群落があり、ゴミがなくなることでそれらの花々もよりキレイに感じることができたのだった。
海岸清掃の後はステージでのイベントも開催
このミーティングは、ただ単に“ゴミ拾いをするだけ”ではない。海岸清掃が終わった後には、ステージでのチャリティオークション、ジャンケン大会などのお楽しみ要素も用意されているのだ。今回はゲストによるトークショーこそなかったものの、チャリティオークションやジャンケン大会は通常どおり開催され、大いに盛り上がった。
またステージ横には、WIMA JAPANと日本二輪車普及安全協会がブース出展。WIMA JAPANでは活動のPRやグッズ販売、日本二輪車普及安全協会では“ジャパンライダーズ宣言”の受付が行なわれた。今回のオークションの売上金全額と、出展ブースの売上10%の合計5万675円は、後日WWF JAPAN(世界自然保護基金)へ寄付された。
次回のミーティングは11月頃開催される予定です。日程はWEBサイトをチェックしよう♪
写真:武田大祐
- 開催日
- 2018年6月3日(日)
- 開催場所
- 兵庫県香美町 香住浜
- イベント主催者
- ラブ・ジ・アース実行委員会
- WEBサイト
- http://www.lovetheearth.jp/