灯火類とはバイクではヘッドライト・テールライト・ウインカーのことを指していて、どれも自分の存在を他車に伝えるためにとても重要なもの。
点検をサボってランプが切れたまま、走っていては整備不良で取り締まりの対象になってしまうし、なによりとても危険。きちんと点検方法を知っておこう。
まずはヘッドライト
1997年以降に生産されたバイクでは、エンジンをかけると常に点灯を続けているヘッドライト。
常時点灯が義務付けられているので、切れたまま走っていては整備不良になってしまう。
点検方法としては、手をかざしたり目視をしたりしてきちんと光っているかを確認しよう。その際にはハイビームとロービームを切り替えて確認するのも忘れずに。
バルブタイプの電球に替わって普及しつつあるLEDヘッドライト(上の画像のホンダ・CRF250ラリーでも採用)は今までのように玉切れをして突然光らなくなるということはなくなった。
しかし、まったくメンテナンスが必要ないというワケではなく、徐々に輝度が落ちていったり、回路部分の故障で光らなくなるということも10年というような長期的なスパンで見ると起こる。
次はテールライト
車体の後ろ側に付いていることから、不具合に気づきにくいテールライト。
しかし逆に言うと、後ろのドライバーからはここが一番よく見えているところなので、玉切れはNG。
画像のようにしっかりと手をかざして、フロントブレーキとリヤブレーキそれぞれに連動してキチンと光るかを確認しよう。
最後はウインカー
一番、点滅を繰り返すということで玉切れを起こしやすいウインカー。
一ヶ所でも玉切れをしていると危険なので、前後左右をきちんと確認しておこう。
玉切れだけでなく、点滅スピードが遅すぎたり早すぎたりしないかも同時に確認しておくと◎。