年々、その重要さが増し、最近のバイクでは何をするにも必要不可欠といっても過言ではないバッテリー。
電気の動きは目に見えないけれども、どうやって点検すればいいのかちゃんと理解できているでしょうか?
愛車のバッテリーはドコにあるんだろう
上の画像を見てみると分かりやすいけれど、多くの場合バイクのバッテリーはシート下に搭載されています。
基本的に最近のバッテリーはメンテナンスフリーの密閉式となっている場合が多いので、不具合がない限りわざわざ車体から取り外して点検したりする必要は少なく、端子の緩みを確認するくらい。
むしろ、意味もなく取り外してしまうとメーターの中の時計がリセットされてしまったりすることもあるので注意してくださいね。
バッテリーの取り外しはマイナス端子がはじめで、次にプラス端子(赤いキャップが付いている部分)という順番。逆に取り付ける際にはプラス端子からマイナス端子という順番で取り付けるようにしましょう。
バッテリーの点検方法はセルボタンを押したときのモーターの勢いの強さで判断するのが一番簡単で分かりやすいです。
ボタンを一度押しただけで気持ちよくエンジンがかからなくなってきたり、明らかにモーターが弱ってきている音がしていたらバッテリーが弱っている可能性が高い。
そもそも、バッテリーの役割って?
バイクのバッテリーはキーをひねってイグニッションをオンにした瞬間から常に働き続けています。
エンジンの始動時にセルモーターを動かすための電力や、エンジンが動いていないときにライトやウインカーなどを点灯させるための電力を供給する役割を担っているんです。
逆にエンジンが始動している間には、エンジンの力を利用してバッテリーが充電されているというワケ。
昔のバイクであれば、ちょっとバッテリーの調子が悪くてもエンジンさえかけてしまえばどうにかなるということも多かったけれど、最近はそもそもバッテリーの調子が良くないと、エンジンがかからない…というシーンも多くなってきていますので、そのコンディションには細心の注意を払っておくようにしてくださいね。