ついついやってしまいがちなこの行為だけど、実はNG。ヘルメットの内部には発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーが入れられていて、これは指で押すだけでも凹んでしまうほど繊細にできている。いざというときにはこの衝撃吸収ライナーが潰れることで頭部への衝撃を軽減してくれるようにできているから、ミラーなどのとがった部分にかけたりして内装が押されて変形してしまっては、本来持っていた安全性が損なわれてしまうというワケ。
一度、衝撃を受けたヘルメットは外傷が大きくなくても買い替えた方がいいといわれるのもそういった理由から。面倒に感じるかもしれないけれど、ヘルメットホルダーを毎回きちんと活用しよう。
また、休憩時などヘルメットをイス代わりにして座ったり、ヘルメットホルダーにかけたまま走行したりするのもヘルメットを著しく傷めるのでやめよう。