
レザージャケットのタグは×印ばかり。「じゃあどうすればいいのよ」という人へ、ここでは自分でできるお手入れ方法を紹介するよ!
Step 1 汚れを落とす
使ったのはコレ!
レザー専用の汚れ落としクリームで保湿効果も。ネットから購入可能
タオルにクリームを染みこませてソデ口の目立たないところに軽く塗布。シミや色落ちなどの心配がないかをチェックするためだ
POINT! 汚れが目立つところを部分的に
このクリームで全体を拭くのではなく、汚れている箇所に部分的に付けながら丁寧に汚れを落としていく。やはりソデまわりは汚れが目立つ箇所
こんなに落ちた!
目立つ汚れを落とし、さらに固くしぼったタオルで全体をキレイに拭いてあげよう!
Step 2 状態を保つ
使ったのはコレ!
汚れをキレイに落としたら、次はレザーの質感をたもつケアを。使ったのはツヤ革専用の保革クリーム『レザークリスタル』
これも上と同様、まずはタオルに薄く含ませてよくもむ。オイルのような質感なので少量で十分だ
さらにソデまわりなどの見立たない箇所で相性をチェック。間違ったものを使うとシミや質感を損なう原因になるので注意
少しようすを見て問題ないことを確認してから指で適量を取る。本当に少しの量で十分。目安は1本指の先に薄く付いている程度でOK
このくらい!
適量を今度は両手をこすって手のひらで伸ばしていく。付けすぎてしまうと手もジャケットも油ギッシュに。さらにカビの原因にもなるので要注意
全体に薄く伸ばしていく!
そこからジャケットの表面全体に手で薄く伸ばしていく。1回分の適量でジャケット全体をカバーできる。ワキの下やエリ元も忘れずに
さらにジャケットを裏返して全体に伸ばしていく。一回分の量は、指先1本に薄く付けた程度で、ようすを見ながら少しずつ足していこう
ちなみに素手で伸ばすのに抵抗がある人はタオルを使ってもOK、ただ、伸び感やムラをチェックするには素手の方がオススメとのこと
POINT! 防水スプレーにより汚れが落としやすくなる
全体に伸ばし終わったら最後に革専用の防水スプレーを塗布。ひんぱんにスプレーする必要はないけど、コーティングすることで汚れが落ちやすくなるのだ
たまにはファスナーのメンテナンスも!
ファスナーのお手入れ方法は、軽くクシャクシャにした新聞紙をファスナーと表地の境に敷き、ファスナー用の潤滑剤をスプレーしていく
吹きかけてからファスナーを軽く上下させて全体になじませれば完了。ちょっとした心づかいが愛用品の寿命を延ばしていくキッカケに
保管方法にも気を配ろう
ジャケットをハンガーにかけて保管する仕方にもちょっと気を配ってみて。横幅のある太めのハンガーを使うと力が分散して型くずれ防止に
長期で保管する際はなるべく通気性のいいところを選び、たまに陰干しもしてあげよう。時折、ソデをとおしてあげることも型くずれの防止になるんだって