高いオリジナリティを感じる最新機能満載スポーティモデル
フラットトラックレーサーゆずりの独特なスポーティさが特徴となるインディアンモーターサイクルの FTRシリーズ。そのミドルレンジモデルがこのFTRスポーツとなります。機能美を感じられる車両の詳細に迫ります。
INDIAN MOTORCYCLE 広報さんのオススメポイント
- フラットトラックレーサーのデザインエッセンスとアメリカンマッスルなスタイル、POPなカラーリングがほかにはない唯一無二の存在感をかもし出しています。
- 120psを超えるハイパワーと圧倒的なトルク、最適なポジションと最高の足まわりコンポーネントで、乗り手の意思のままスリリングな走りを提供します。
- 燃料タンクをシート下に設置、ライダーと車体の一体感とマスの集中化を高め、ライダーのレベルを選ばず、素直でコントローラブルな走りを実現。
FTR SPORTのスタイリング
レースシーンからのフィードバックもあります
クルーザーモデルが多数を占めるインディアンモーターサイクルのラインナップの中で、唯一のスポーティなシリーズがこのFTRです。日本ではあまりなじみはないのですが、アメリカでは平坦なオーバルトラックをフロントブレーキのないバイクを使って速さを競うフラットトラックレースが人気です。そのフラットトラックレースの最高峰といえるアメリカンフラットトラック選手権にインディアンモーターサイクルは、2017年からFTR750というレーサーで参戦していて、5年連続シリーズチャンピオンを獲得するなど、好成績を収めているのです。そんなレース車両のDNAが注ぎ込まれているのが、このFTRシリーズなのです。丸パイプをトラス状に組み合わせたスイングアームあたりにその一片が感じ取れます。
ここからは実際の車両について触れていきましょう。先にスポーティなシリーズと述べましたが、前後に17インチホイールを履き、後ろ上方に向かったテールやかち上がったサイレンサーが作り出すスタイリングは、誰が見てもスポーティさを感じるはずです。そんなFTRシリーズに2023年に新たに加わったのがこのFTRスポーツです。プレミアムモデルのFTRカーボンに次ぐミドルレンジに位置し、メーターをおおうゼッケンプレート、アンダーカウル、タンデムシートカバーがよりレーシーな雰囲気を高めていて、それがこの車両ならではの特徴になっています。
採用されているパーツは、ブレーキがブレンボ、フロントフォークがZFザックス、リヤショックがオーリンズとレースシーンからストリートまですべてのフィールドで名がとおったブランドのモノがチョイスされています。このように定評のあるパーツが使われていることに乗り手は安心感を抱くはずです。そして何より、スイングアーム同様にトラス状に組まれたメインフレームの曲線と直線が織りなす機能美が見た者の心に刺さります。
さらに電子制御が充実しているところもこのモデルの魅力です。3つのライドモード(スポーツ、スタンダード、レイン)が選べて、好みや路面のコンディションに合わせて特性を変えることができます。また、リーンアングル・センシティブ・スタビリティ・コントロールやABS 、トラクションコントロール、コーナリングプリコントロール、ローンチコントロールが、乗り手の安全性をグンっと高めてくれます。これらのセットアップは、左ハンドルスイッチボックスのボタンで操作するだけでなく、タッチパネルになっているメーターでもセレクトすることができます。
現在、各メーカーが最新の電子制御システムを組み込んだスポーツモデルをラインナップに加えていますが、フラットトラックレーサーの息吹を感じさせてくれるモデルは、このFTR以外にはありません。それゆえ、他とは一味違う車両に興味があるのならば、ぜひともチェックすべき1台といえるでしょう。
FTR SPORT のディテール
FTR SPORT の足つき&乗車ポジション
FTR SPORT のスペック
- 全長×全幅×全高
- 2,223×830×1,297(㎜)
- 軸間距離
- 1,524㎜
- シート高
- 780㎜
- 車両重量
- 227㎏
- エンジン型式・排気量
- 水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒・1,203㎤
- 最高出力
- ー
- 最大トルク
- 118N・m(12.03kgf・m)/6,000rpm
- 燃料タンク容量
- 12.9L
- 燃費(WMTC)
- −㎞/L
- タイヤサイズ
- F=120/70-17・R=180/55-17
- 価格
- 278万8,000円〜
カラーバリエーション
CONTACT
- 問い合わせ先
- ポラリス ジャパン
- URL
- https://www.indianmotorcycle.co.jp