しばらくアンダー400モデルがラインナップから外れていたロイヤルエンフィールドから、昨年発売された待望の349ccモデルです。そのクラシカルなクルーザースタイルとバランスの取れた販売価格は多くのライダーのハートに刺さることでしょう。
ROYAL ENFIELD広報さんのオススメポイント
- ネイキッドでもアメリカンでもないユニークなスタイルのMeteor350は、街中から高速道路まで軽やかにクルーズできます。
- コンパクトな車体にアップライトなハンドル、足つき性のいい低めのシートを組み合わせ、どんなシチュエーションでも安心の取りまわし。
- お手持ちのスマホとリンクできる便利でシンプルなトリッパーナビゲーションを標準装備。今すぐツーリングに出かけましょう。
ROYAL ENFIELD METEOR 350のスタイリング
COLOR VARIATION
ちょっとしたときにも走り出せる気楽さがある
今となっては知らない人も意外と多いんじゃないかと思う90年代のクルーザーブーム(当時はアメリカンというカテゴリーになってました)。そのころは車体が大きく見えるロー&ロングな車両がもてはやされていました。大柄な車体ゆえ車重も200kgを超えていたため、当時所有していた人の中には取り回しに苦労した記憶のある人もいるでしょう。ブームが去ってからは、アンダー400クラスのクルーザーモデルは、1台、また1台と姿を消していき、2010年代には新車はほぼラインナップから消え、街中でもほとんど見かけなくなりました。ところが、ここにきてコンパクトで機動性がよくて足つきもいいクルーザーが注目を集めています。人気を博している理由の一つには、気負うことなく乗れることが挙げられます。じつはここに紹介するメテオもまさにそんな車両の1台なのです。エンジンとフレームは先に紹介したクラシックと同じで、最近の流れに乗ったプラットフォームの共有なのですが、シートやヘッドライト、マフラー、フロントフォークなどを変えることで、まったく異なった雰囲気を放っています。
ロイヤルエンフィールドらしく金属パーツをふんだんに使うことで高い質感のあるクラシカルテイストを前面に打ち出しているのですが、走行性能に関わる部分、たとえばブレーキが前後油圧ディスク仕様になっていたり、吸気系は電子制御のフューエルインジェクションだったりと現代のシステムを使うことで乗り手は安心感を得られます。さらにスマートフォンと連動して機能する簡易タイプのナビゲーションが標準装備されているのも、まさに現代のニーズにマッチした最新モデルといえるところです。実用面では、ガッシリとしたグラブバーが装着されていることも見逃せません。そのおかげで大きなシートバッグを積むことができ、最近注目度が高まっているキャンプツーリングの相棒としても活躍してくれることでしょう。
ちょうどいいサイズ感の車体に足つきのよさも手伝って、入り組んだ細い道が張り巡らされた古い街に気楽に入っていけるでしょうし、そういった場所にも似合うバイクだと思います。加えて高い積載性も有しているので、連泊するようなツーリングにも対応してくれることでしょう。そう、通勤通学といった街中の足からロングツーリングまで、メテオには幅広い用途に対応できる間口の広さがあるのです。さらにレトロ感を持ち合わせる飽きのこないルックスは、多くのライダーの心をわしづかみにして、この先ヒットモデルになりそうな予感がします。バージョンによってはコンパクトなバックレストやスクリーンが標準装備されているので、自分の乗り方に合わせて仕様をセレクトできるのも魅力の1台なのです。
ROYAL ENFIELD METEOR 350のディテール
ROYAL ENFIELD METEOR 350の足つき&乗車ポジション
ROYAL ENFIELD METEOR 350のスペック
- 全長×全幅×全高
- 2,140×845×1,140(㎜)
- 軸間距離
- 1,400㎜
- シート高
- 765㎜
- 車両重量
- 191kg
- エンジン型式・排気量
- 空冷4ストロークOHC単気筒・349㎤
- 最高出力
- 14.9kW(20.3ps)/6,100rpm
- 最大トルク
- 27N・m(2.7kgf・m)/4,000rpm
- 燃料タンク容量
- 15ℓ
- 燃費
- -km/ℓ
- タイヤサイズ
- F=100/90-19・R=140/70-17
- 価格
- 59万6,200円~62万2,600円
ROYAL ENFIELD METEOR 350 製品ページ
CONTACT
- 問い合わせ先
- ピーシーアイ
- URL
- http://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp