どこまでも行けそうに思えるシルエットが非日常への扉を開いてくれる
近年スーパーカブシリーズの人気がとどまる気配を感じさせません。ホンダもシリーズの人気の高まりとともに2013年のクロスカブを筆頭に、2018年にはスーパーカブC125をラインナップに加え好調なセールスにつなげています。そして2020年に発売されたのがこのCT125・ハンターカブになります。
HONDA広報さんのオススメポイント
- コンパクトなサイズ感。気負わず、普段使いに活躍できる、コンパクトなサイズ感に加えて、高いアイポイントからくる開放感も感じていただける車体パッケージです。
- アウトドアイメージあふれるスタイリング。市街地はもちろん、自然の風景にも合うアウトドアイメージあふれるデザインが特徴です。レジャーやソロキャンプなどでも、楽しく使っていただきたいです。
- 粘り強い出力特性で扱いやすく、それでいて燃費もすぐれたエンジンを採用しています。見た目はコンパクトですが、普段使いからレジャーユースまでこなす頼れる相棒です。
HONDA CT125・ハンターカブのスタイリング
COLOR VARIATION
安心感へとつながるしっかりとした装備
2019年の東京モーターショーホンダブースでひと際目を引いていた二輪車がありました。それがここで紹介するCT125のプロトタイプです。ベースとなっているのは前年に発売となったC125で、スタイリングはマニアックなファンに支持されていたCT110につながるオフロードテイストが前面に押し出されたものでした。当時、そのままのスタイルで発売になるのかが注目となっていましたが、ほぼそのままの形で発売となり、これまたちょっとした話題となりました。ペットネームとなるハンターカブは、60年代に国内販売されていた狩猟も意識したオフロードテイストのカブシリーズに由来します。そして、2010年代中盤以降、国内でも盛り上がりを見せつつあるスクランブラーカテゴリーの追い風もあったのか、車体自体の魅力が多くの人の琴線に触れたのか、それまでは一部のマニアの人たちの乗り物というイメージだったCTが、発売当初から納車まで数ヶ月待ちという大ブレイクを見せたのでした。
実車を見て機能&装備面においてまず目を引くのが、大型のリヤキャリアでしょう。見た目と実用性の両面でインパクトがあります。この大きさがあれば充実したキャンプ道具を持って行けるので、最近盛り上がりを見せているキャンプツーリングに行く相棒としても頼もしいでしょう。オフロードにおける実用性を考慮したシート後ろまで伸びた吸気ダクトとアップタイプのマフラーも、見た目的なポイントになっています。ちなみに吸気口と排気口を高い位置まで持ってくることで、路面からの泥水や砂ボコリなどの影響を受けにくくしています。街中だけでなく、林道などのより過酷なステージを走り切るために、ベースとなったC125と比べてフレーム各所に補強がほどこされているうえ、ブレーキは前後ディスク仕様となります。
エンジンはセルスターターに加えてキックペダルが標準装備されるので、バッテリーが弱ってセルスターターが機能しなくてもかかります。低振動、低ノイズ、省燃費を追求しているので、最近話題になることの多いSDGsといった時代性にもマッチしています。PGM-FIとの組み合わせで、実数に近いといわれているWMTCモード値の燃費は、67・2㎞/ℓという脅威的な数値を達成。まさに普段の足から、休日のちょっとしたアドベンチャーの相棒まで、幅広いステージで活躍してくれることでしょう。
いきなり購入を決めるのは不安だという人は、ホンダゴーバイクレンタルにて、東北エリアから九州・沖縄エリアまで多くの店舗で借りることができるので、そこでまずは乗り味を試してみるといいかもしれません。
HONDA CT125・ハンターカブのディテール
HONDA CT125・ハンターカブの足つき&乗車ポジション
HONDA CT125・ハンターカブのスペック
- 全長×全幅×全高
- 1,960×805×1,085(㎜)
- 軸間距離
- 1,255㎜
- シート高
- 800㎜
- 車両重量
- 120㎏
- エンジン型式・排気量
- 空冷4ストロークOHC単気筒・124㎤
- 最高出力
- 6.5kW(8.8㎰)/7,000rpm
- 最大トルク
- 11N・m(1.1㎏f・m)/4,500rpm
- 燃料タンク容量
- 5.3ℓ
- 燃費(WMTC)
- 67.2㎞/ℓ
- タイヤサイズ
- F=80/90-17・R=80/90-17
- 価格
- 44万円(税込)
CONTACT
- 問い合わせ先
- Hondaお客様相談センター
- 電話番号
- 0120-086819
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