大型タンクとオフ系装備でたくましくなったMATTの新顔
MUTT MOTORCYCLES MASTIFF250
バイク製作にとどまらず、バイクを取り巻くライフスタイルも提案する。MUTT Motorcyclesが世界中で愛される理由はそこにあります。デニムを履き込むように、カジュアルなスタイルと自分だけのこだわりを楽しむ。それこそがMUTTなのです。
マットモーターサイクルズ広報さんのオススメポイント
- 都市部から旅先まであらゆるシーンに溶け込むカスタムスタイルで、オーナー様向けにご購入後もお楽しみいただけるようなスタンプラリー企画をご用意しております。
- Mastiffは従来モデルより大きな17ℓタンクを採用したことで、約600㎞以上の走行をこなすこともできるため通勤から旅まで用途を選びません。
- 巡行距離とスタイルで、オーナー様にはさまざまな趣味のツール、つまり“遊び”のパートナーとして連れ出していただきたい。
MASTIFF250のスタイリング
タンク容量を増やし航続距離もアップ
2019年に日本上陸をはたしたマット・モーターサイクルズ。イギリス・バーミンガムを拠点とするカスタムバイクビルダー、ペニー・トーマスが、カスタムバイク製作でつちかったデザイン力と機械加工技術を活かし、カスタムバイクのようなスタイルとディテールを持つ市販量産車を開発。しかも125㏄と250㏄という誰もが手に入れやすく、使い勝手のいい小排気量車のみをラインナップ。いまや世界中のバイクファンにその名を知られるまでになりました。その人気はすさまじく、欧州のシティコミューターの定番はスクーターですが、その一大勢力からシェアの一画を奪い取ったのです。ライフスタイルの変化により、スマホのような無機質な製品より、デニムやレザーといった所有者のこだわりやスタイルが感じられるアイテムが好まれるというトレンドが大きく反映されています。
ここで紹介する“MASTIFF(マスティフ)”は、そのMUTTの最新モデルです。ベースとなるのは“MONGREL250”。FI採用の空冷単気筒249㏄エンジンを、スチール製チューブラーツインショックフレームに搭載します。同じフレームを採用する125㏄モデルに対し、スイングアームを延長し直進安定性も高めています。
MASTIFFは、新たに大型燃料タンクを採用。容量を12ℓから17ℓに増やし航続走行距離を伸ばすとともに、そのスタイリングも力強さを増しました。MUTTの特徴である、前後タイヤのボリューム感は維持しながら、力強いブロックパターンのタイヤを装着。エンジン下には、オフロード走行時にフロントタイヤが跳ね上げた石からエンジンを守るスキッドガードを標準装備しています。本格的なオフロード走行を想定しているというより、大型化した燃料タンクとともにMASTIFFの力強いスタイリングを強調するアイテムとなっているのです。もちろんキャンプ場に向かうときのような短距離の未舗装路では、それらのアイテムが強い味方になるでしょうし、腕に覚えがあるライダーならフラットダートを楽しむこともできるでしょう。
低価格な小排気量モデルは今、バイクシーンのトレンドの一つです。購入と車両維持のハードルを下げることで、新規ユーザーやリターンライダーの需要を活性化させました。しかしMUTTのように、カスタムバイクビルダーが車両開発の中心にいるという例は、ほかにはありません。だからこそMUTTは、一貫したスタイルが貫かれているのです。そして新たにラインナップに加わったMASTIFFは、そのMUTTの世界をさらに広げる存在となることでしょう。
MASTIFF250のディテール
MASTIFF250の足つき&乗車ポジション
MASTIFF250のスペック
- 全長×全幅×全高
- 2,010×800×1,070(㎜)
- 軸間距離
- ー㎜
- シート高
- 780㎜
- 乾燥重量
- 130㎏
- エンジン型式・排気量
- 空冷4ストローク 単気筒・249㎤
- 最高出力
- 15.7kw(21.3㎰)/ーrpm
- 最大トルク
- 20N・m(2.04kgf・m)/ーrpm
- 燃料タンク容量
- 17ℓ
- タイヤサイズ
- 110/70-18(F)・120/70-18(R)
- 価格
- 67万1,000円(税10%込)
CONTACT
- 問い合わせ先
- ピーシーアイ
- URL
- http://www.muttmotorcycles.jp