見た目からは想像できない利便性の高さもポイント
KTM 390 DUKE
鋭角的なラインを多用したシャープなスタイリングが特徴のスポーツネイキッドモデル・390デューク。ルックスに見合った走行性能もさることながら、そのユーザーフレンドリーな作り込みにも注目
KTM広報さんのオススメポイント
- KTMのテーマカラーであるオレンジをボディ、フレーム、ホイールなどに使用して、とってもおしゃれなデザインに仕上げています。ホワイトも選択可能です。
- コンパクトな単気筒エンジンとトレリスフレームによりスリムかつ、重量も燃料を除き153㎏と軽量なので女性ライダーでもラクに取りまわしができます。
- LEDヘッドライト、TFTフルカラーディスプレイ、BYBRE製ブレーキ、WP製倒立フロントサスペンション、スリッパークラッチ、ライドバイワイヤなど装備も充実しています。
390 DUKEのスタイリング
今どきの使い勝手が満たされたコンポーネント
鮮やかなオレンジがひときわ車体を目立たせているKTMのスポーツネイキッドモデルです。最近はだいぶ浸透してきたけれど、まだ知らないという人のためにKTMというメーカーについて少しばかり…。もともとはコンペティショナルなオフロードモデルに力を入れていたのが、最近は幅広いカテゴリーにラインナップを広げているオーストリアのバイクメーカーになります。MotoGPやダカールラリー、AMAモトクロスやモトクロス世界選手権、ハードエンデューロシリーズといったさまざまなカテゴリーのメジャーレースで優勝するなど数々の記録を残しています。そして、オレンジ色がイメージカラーなのです。
今回取り上げる390デュークは、そんなKTMが発売している個性的なデザインのネイキッド、デュークシリーズの1台になります。デュークシリーズは、125から1290まで、6機種がラインナップされていて、そのスタイリングに統一感があることが特徴ともいえます。
390には走りを意識した作り込みがなされていて、エンジンは14年に登場した初代モデルを継承し、各部をリファインして信頼性を向上。クラッチ操作を軽くすると同時に、急激なシフトダウンをしたときにリヤタイヤが跳ねるのを抑えるスリッパークラッチを装備しています。またアクセルには、上級機種と同じくケーブルを使うことなく電気信号でインジェクションの噴射量をコントロールするライドバイワイヤが採用されています。倒立フロントフォークも上級機種と同じ径のモノが採用されていますし、ブレーキもキャリパーがラジアルマウントで、ディスクローター径は320㎜と大径のモノでコントロール性を追求しています。このようにクラスを超えた装備がおごられているのです。
走行パフォーマンスだけでなく、使い勝手や利便性においてもその姿勢は変わりません。
シャープなイメージを強調する薄くとがったヘッドライトにはLEDが採用されています。メーターはTFTカラーディスプレイで速度やエンジン回転数、ギヤポジション、走行距離といった機能に関わるインフォメーションに加えて、ブルートゥースでスマートフォンとペアリングできるオプション“KTM MY RIDE”も用意されています。それら画面表示の変更やスマートフォンの操作は左のハンドルスイッチにある十字キーのみでできるようになっています。またハンドルスイッチの一部文字や表示類が発光する仕組みになっているので、暗い中でも安心です。このようなシャープなスタイルとは裏腹なユーザーフレンドリーなところも390デュークの大きな魅力となっているのです。
390 DUKEのディテール
390 DUKEの足つき&乗車ポジション
390 DUKEのスペック
- 全長×全幅×全高
- 2,020×840×1,100(㎜)
- 軸間距離
- 1,357±15.5㎜
- シート高
- 830㎜
- 車両重量
- 153㎏(半乾燥)
- エンジン型式・排気量
- 水冷4ストローク DOHC 4バルブ 単気筒・373㎤
- 最高出力
- 32kW(44PS)/9,000rpm
- 最大トルク
- 37N・m(3.7kgf・m)/7,000rpm
- 燃料タンク容量
- 13.4ℓ
- タイヤサイズ
- 110/70-17(F)・150/60-17(R)
- 価格
- 64万1,000円(税10%込)
CONTACT
- 問い合わせ先
- KTMジャパン
- 電話番号
- 03-3527-8885
- URL
- https://www.ktm.com/jp/